概要
本編の主人公であるジョナサン・ジョースターの生まれ育った実家であるジョースター邸にある石像で、少なくともジョナサンの実父であるジョースター卿が生まれるよりもずっと前から存在して、ジョースター家を見守ってきた事からジョースター家の守護神という二つ名でナレーションから呼ばれている。
補足
作中で登場した……そして女神像のハイライトと言えるシーンこそがジョナサンとその宿敵ディオ・ブランドーの一騎打ちのシーンで、ジョナサンが心中を承知の上で炎上するジョースター邸の屋上からディオを巻き添えに飛び降りた際に、壁を蹴った先にあったのがこの慈愛の女神像だったのである。
そしてジョースター家の守護神の二つ名は伊達ではないのか、慈愛の女神像(の持つ器?の鋭利な部分)は落下してきたジョースター家に仇名したディオの腹を串刺しにし、同じく落下したジョナサンは(ディオの身体が女神像の衝突の際のクッションになったのと、駆け付けたスピードワゴンの救出により)一命をとりとめるという加護をもたらしたのである。
余談
PS4及びPS3用ゲームソフト『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』では戦闘ステージである『ジョースター邸』にオブジェとして登場しており、自分が敵キャラクターを攻撃して高所から落下させるとシチュエーションフィニッシュとして、その敵キャラクターがディオのように慈愛の女神像にトドメを刺されるという原作再現が成立する。