概要
隠れ魔神鍛冶『ク・ワーノ』が鍛造した『龍神丸』の模倣魔神。母体そのものは原典と同じだが、『神部七龍神』の亡骸を基にした骨格フレームや装甲ではない為、操縦席も含め既存の魔神と同一規格であるが、武装等は曰く付きの伝説を持つ一品ばかりが目立つ。
戦闘能力も、『龍神丸』は愚か『龍王丸』に勝るとも劣らないものの、それらは全てデータ上の数値のみ。『華炎山』周辺で『魔界の者』の一団が操る量産魔神を相手に実地戦闘を繰り返したと推測される。
当初は『龍導口』も兜で覆われ『サードガン』らと同様に「無人で起動されている新たな基軸の魔神なのか?」と各メディアで報じられていたが、上述の通り操縦席は存在する。
搭乗者は誰なのかも不明瞭であったが、『救世主ワタル』の弱い心を具現化させた『精神クローン体』を操縦者に仕立て上げていた(どうやってサンプリングを行っていたかは劇中で明白にされていないが、機体の両目に備えた投射装置で製造)。これにより戦闘パターンや、思考の読み遭いも同一な上、冷徹で好戦的な性格へと改編され、一度は原型機を撃ち破っている。
しかし、再戦時は『戦国魔神』4体掛かりの圧倒的優位に立ちながらも次第に押され初め、必殺技を繰り出すも、以前とは逆に刀身に貯め留められて弾き返され大ダメージを食らい、肉体の脆さで操縦者は消滅。機能停止に陥るが、機体そのものは大破に追い込まれず、そのまま放置されて劇中では最後となる。
基本データ
全高:3.75m以上
重量:9.0t以上
最大出力:?
装備、技
豪龍剣【ごうりゅうけん】
日輪剣【にちりんけん】
月光剣【げっこうけん】
闘神の鎧
爆龍甲
武勇紋
破陣足【はじんそく】
爆龍拳【ばくりゅうけん】