概要
江戸時代に行われていた刑罰のひとつであり、牢に閉じ込めるまでもない軽い罪を犯した罪人に処された罰のひとつ。「てじょう」の他に「てぐさり」ともよばれる。
瓢箪の様な形状の拘束具で両腕の自由を奪い、その状態で所定の期間謹慎させる。定期的に役人が封を解いていないか確認に訪れ、途中で封を解いて外したことが判明した場合は罪が重くなる。
また逃亡する可能性の低い未決囚の判決が出るまでの間の軟禁や金公事(※)で敗訴した者が判決に従わない場合の督促としても用いられた。
※・・・金銭の債権に関する訴訟のことで「かねくじ」とよむ。
pixiv内では・・・
手錠タグイラストのうち拘束具として使われているイラストと同じ傾向のイラストが投稿されている。