概要
TVの場合、通常は「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします。」のアナウンスがテロップとともに流れる。
ご覧のスポンサーの前にメインスポンサーの社名がコールされる場合があるが、一般に提供読みに企業名や商品名のアナウンスを入れるためには一定の購入枠(通常は60秒以上)が必要であり、その要件を満たせば「○○とご覧のスポンサーの提供でお送りします/しました」と企業名や商品名のアナウンスが付く。
かつては「提供は○○でございます」というアナウンスも見られた(初期のサザエさんなど)。
基本的にはアナウンサーが担当するが、番組出演者が提供読みを担当する場合もある(後述)。
中央競馬中継の場合は「主催 JRA」のテロップと共に「主催はJRA、日本中央競馬会です/でした」とアナウンスされる。
ラジオの場合は音声で、「○○の提供でお送りします/しました」といったナレーションをもって提供クレジットとする。
出演者による提供読み
アニメや特撮の場合は作品のキャラクターが提供読みを担当するケースが度々見られる。
上記のサザエさんでは第一話からサザエによる提供読みが行われるなどTVアニメ黎明期から存在していたが、当初はサザエや世界名作劇場などの一社提供作品に限られていたが、のちに複数社提供でも行われるようになった。
提供読みを行うキャラは必ずしも主人公とは限らず、アニポケではタケシやオーキド博士なども提供読みを担当している。
殆どの作品では一般的な敬語による提供読みだが、そのキャラの口調で提供読みが行われるケースもあり、とっとこハム太郎ではハム太郎が本編同様の喋り方で提供読みを行い、最後は「へけっ!」で締める。
かつてTBSで放送された不二家の時間で放送されたオバケのQ太郎、パーマン、怪物くんでは各作品の主人公とペコちゃんがクレジットで共演した。
バラエティ番組ではナレーターが提供読みを行うケースも見られる。(めちゃイケやロンドンハーツなど。)
アメトーークでは「ご覧のスポーーンサーの提供でお送りしました。」とアナウンスされるなど、番組にちなんだアナウンスが行われる場合もある。
ぐるナイも2003年9月までナインティナインが提供読みを行っていた。
フジテレビ系FNSの日では毎年、その年のフジテレビの新人アナウンサーによる提供読みが番組終盤で行われる。