概要
艦船擬人化ゲーム『艦隊これくしょん』のヘレナは、火力・装甲などの値が飛び抜けて高い。反面、艦種としての軽巡の特徴である対潜・雷装のステータス値が低く(雷装に至っては初期値は0)、ゲームシステム上(夜戦時の攻撃が火力+雷装になっている)軽巡という艦種からかけ離れたチューニングになっている。
この力isパワーなステータスに加え、時報ボイスで用意してくれる食事が胃もたれしそうなものばかり……
故に、ついたあだ名が“アメリカン昼戦ゴリラ”。
……だがそのタフネスぶりに惹かれる提督もまた多数。というのも艦これ運営の性癖で任務(クエスト)に水雷戦隊(軽巡+駆逐艦数隻の編成)を前提としたものが多いのだが、それまでに実装された軽巡では、大淀とガリバルディ以外は(そもそも大東亜戦争時には日本軽巡は老朽化したものばかりだったこともあって)装甲値や昼戦時の火力に大いに不安があり、道中大破やボスを潰しきれない可能性がそれなりに高い。
また、大淀やガリバルディは全体的に高ステータスではあるものの、対空能力が低いというウィークポイントがあった。
なので、彼女が実装されるまでは、ライトプレーヤーは任務を放っておく人も多かった。
これがヘレナだと火力は重巡並、回避がやや低いものの致命的というわけではなく(もともとゲームシステム上、攻撃が当たるか否かは割りと運ゲーの要素が強く、回避値が少し低い程度だったら装甲・耐久の値が高めの方がありがたい面はある)、対空値が高い上に国産軽巡では多大なデメリットを負わされる高角主砲「5inch連装両用砲(集中配備)」と対空レーダーの組み合わせの対空カットインをノーリスクで発動できる、また「改」になると4スロットになるため対空CIと昼間連撃が両立できるなど、かなり使い出のあるステータスになる。
また“連合艦隊”で出撃する際に“機動部隊”だと(敵も12隻編成の場合以外)第二艦隊が先に相手と戦うことになるが、これ故に脆い駆逐艦などがやられてしまい道中大破や夜戦する前にボロボロにされてしまうという可能性があるが、彼女を使うと昼間でも格上にも有効な打撃を入れられるため多少そのリスクが下がる。
対空CIと排他になるが夜戦CIが期待できる運の値ではないので、それを逆手に取って探照灯を搭載し敵の攻撃をダイソンする要員にもなる(もちろん海防艦食わせまくって夜戦CI出せるようにしても良いのだが)。
まぁとにかく育てれば期待に答えてくれるので、かなり魅力的なキャラクターである。
そして何より重要なことだが、
可愛い。しかもデフォルトコスのアンスコチラしているスカートがエロ可愛い。
また確かに重いものばかりだが別にどこぞの大正生まれのシスコン戦艦や七輪爆発駆逐と違ってメシマズというわけではない。
なので思わず愛を囁いてしまう提督がいても仕方ないね。
余談
ヘレナが来て水雷戦隊任務に手を付けようとする提督は、たいてい駆逐艦にはやはり4スロット+全体的にステータス高め(ヘレナのウィークポイントである運初期値も高め)で装備ボーナスに頼まなくても高い能力を保つイタリア生まれのロシアン駆逐ゴリラがセットになって運用されていることもあるある。
なお、生みの親であるA士からの扱いも完全にパワーキャラである。この度、素手で西瓜を割ったらしい