概要
CV:日笠陽子/演:白鳥久美子
本名不明。黒髪姫カットの少女。制服からおそらく真田西高校の生徒。
第4話「男子高校生と文学少女」から初登場。趣味で自作小説を書いているが、内容はやや厨二気味。基本的に言葉らしい言葉は話さない。
河原で読書していたヒデノリを小説の題材にしようと接近し、二人で奇妙な世界を描いていく。また、テンパると挙動不審さに拍車がかかり、天才的なドジっ子となる。空想(自作小説の世界)に浸っている時にそれを乱すような言動をされると憤慨し、時に鉄拳が飛ぶ。
彼女の登場エピソードは反響が大きく好評であったため、後に公式サイト上でFlashアニメ化されるなどしている。
同級生や知り合いからは「やっさん」と呼ばれているらしく、ファンの間ではこっちの名称を使う人が増えた。友人の生島が「安永ちゃんの真似」という顔芸を披露している場面が存在し、その時の顔が彼女に似ている事からそれが一番可能性が高い。実は社交性があり、友達も多い。
連載後期になると、ヒデノリに異性として好意を抱いていると思わしき描写が増え、同級生男子(松本たかひろ)と一緒に歩ている時にヒデノリと遭遇した事に動転し、彼を追い回した末に押し倒しながら弁解する等ストーカー気味になっている。だが、ヒデノリの方も何だかんだで彼女とのやり取りを楽しんでいる。
余談だが、実写映画版で製作サイドから最も酷い仕打ちを受けた。
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ヒロイン...アニメ版のキービジュアルに登場しているので原作未読の視聴者は、彼女を本作のヒロインだと思った人も多いと推測される。本作は群像劇であり、ヒデノリを主人公の一人と仮定するなら彼女は本作のヒロインの一人だろう。
脚本の被害者...実写映画版においての彼女の扱いを表現したタグ。