「え~? 歴代イチのオーラがあるって言われてる子に褒められてもな~」
CV:高田憂希
概要
ゲーム「プロジェクトセカイ」の登場人物で、「MOREMOREJUMP!」のメンバー・日野森雫がかつて所属していたアイドルグループ「Cheerful*Days」のメンバー。イベントストーリー「ほどかれた糸のその先に」にて初登場した。
現在はリーダーを務めている。
ちなみに彼女の好きな食べ物はアサイードリンクとマヨネーズ、嫌いな食べ物は生野菜。趣味はジム通いと二度寝。
活躍
雫がグランプリを取ったオーディションで、準グランプリを獲得しており、初期の頃はアイドルとして「Cheerful*Days」に所属し、雫とライブ活動を行っていた。振り付けの練習では同じメンバーの子達に𠮟咤激励したり、不安になる雫を励ましたりと、周りからは信頼を置かれるような存在だった。
しかし事務所の方針から雫を何でも出来る完璧なアイドルとして売り出す方向になり、他のメンバーたちは雫のフォローに回されることになってゆく。当初は、それで自分たちの名が広まるのならばと受け入れていたが、次第に雫ばかりが注目されてゆくようになる。雫の性分から、回ってきた仕事を断らずに受け続けることを繰り返す内に、ついには雫が練習に遅刻したり、別の仕事が重なって劇場公演を降りる事態が発生するようになる。それに対して「メンバーの中で一番注目されているのは雫だ」「今更チケットも払い戻せない」と辛辣ではあるが正論を返し、更にはグループのセンターという大役を任されているにもかかわらず「やっぱり私には向いていない」「他の子がやるべき」といった雫の責任感の無い発言に遂に堪忍袋の緒が切れ、「雫のいる場所は他の誰かにとって死ぬほど欲しいチャンスなのに、それを自分のものにしようという気持ちもない」「バックダンサー扱いされてる私達の気持ちなんて貴方に分かる訳ない」と言って激怒。ますます雫との距離を置くようになってしまう。
雫がCheerful*Daysを脱退し、モモジャンとして徐々に人気を獲得していくうちにテレビ収録の依頼が舞い込むが、出演キャストの体調不良により、急遽Cheerful*DaysがMCを務めることとなり、図らずも脱退後の雫と初めて顔を合わせることとなる。
雫が抜けた後もアイドルとしての鍛錬を続けてきた彼女はCheerful*Daysのリーダーになっており、トーク力もかなり上がっていた。
しかしモモジャンとのテレビ収録では、「Cheerful*Daysを『卒業』したのではなく、『脱退』した」事をわざと暴露。雫の心を暗くさせるような言動を続け、桃井愛莉や桐谷遥から反感を買われるようになる。
収録後は雫が過去の活動の事について全て打ち明けた事に動揺していたが、謝る素振りは一切無く、「――せいぜい頑張って」と告げて去っていった。
一見すると捨て台詞にも聞こえるが、雫は彼女が自分にも他人にも厳しくて、誰かに『頑張れ』なんて滅多に言わなかったことを知っていたため、この台詞に対して「少しは、アイドルとしての私を認めてもらえたのかしら」と好意的に受け取っていた。
余談
- 昔から雫との関わりが多い彼女であるが、やはり賛否両論が多い。
- 特に過去には公演の際に雫の衣装だけがなかったことに対して、メンバーからあれこれ言われ、落ち込む雫を見て笑みを浮かべていた場面があったことから「実はこの時に、雫の衣装を隠した首謀なのでは」という声もある(一方で、当時多忙極まっていた雫のスケジュールを把握しきれてなかったスタイリストが、単に雫の衣装だけ用意し忘れていただけなのではという声もある)。
- しかしアリサが雫の事を人一倍に心配していたのは事実であり、「もっと優しく接していれば良かったのに」「余計な事言うから怒られるんだよ」と落胆する声や、いくら頑張っても、日の目を見れずに、雫ばかりが注目されてきた過去に対して同情する声も。今後別のイベストで再登場するかどうかは不明だが、「再登場したら和解の描写が見たい」「遥に対して何を言おうとしていたか掘り下げて欲しい」というコメントも多い為、完全に批判されているかと言われれば微妙なラインだが…。
- 勿論、これらの推測が仮に事実だったとしても、悪事や理不尽な言動を行ってもいい理由にはならない。
- イベントストーリーが終了した後、高田女史の演技力に賞賛の声が上がっており、ますます再登場の期待が高まっている。
関連タグ
東雲彰人:同じゲームの主要キャラクター。こちらも覚悟のない人物に対して怒りと嫌悪感を抱いていたが、あちらは強い覚悟を決めた人物を見て少しずつ考えを改めていき、2人の夢に対する強い想いを認めていくようになるなどその結末はアリサとは真逆である。