概要
建設業の中でも地味とされる解体業のイメージアップにも力を入れている企業であり、解体工事のご挨拶には自社オリジナルのふりかけを持って回った。
後述の社歌により一躍有名になり、目論見通りイメージアップを果たしたが、以降はむしろ社歌が一人歩きしていったイメージがある。
2009年、子会社の社長親子による5億円もの横領が発覚。
これにより事業継続が不可能となり、全社員を解雇。事実上の倒産状態に陥った。
本件は民事と刑事の両方で告訴を検討しているとされたが、その後の進展は公表されておらず不明である。
『日本ブレイク工業 社歌』
2002年発表。萬Z(量産型)作詞/作曲。
解体工具や重機をスーパーロボットの必殺技になぞらえたアニソン調の楽曲。
スーパーロボット、アニソンはおろか、音楽とすら無縁な企業の社歌である事から『タモリ倶楽部』で取り上げられて以降、2000年代のネット界において爆発的なブームを巻き起こし、様々なMADが作られた。
Flash板では非公式PVやFlashゲームが量産され、DTM板などの作曲関連では同曲のリミックスが氾濫した程。
ブームが沈静しかけた頃になぜかパチスロの平和により同曲をモチーフにしたスロットがリリースされた。
今流行っていれば歌ってみたが氾濫していたのだろうか。
余談
- 作曲者は同曲の売り上げにより音楽で生計が成り立つようになり退社、現在はキャンペーンソングを中心に作曲活動を続けているとのこと。ただし、売り上げは先述の横領に取り込まれてしまい、日本ブレイク工業側は1円も受け取れなかったらしい。