概要
昔のネームとは過去に作成したネームのこと。昔がいつを指すのか作成者以外は知る由もない為、基本的には本人が申告することになる。
ここではがおー氏が描く漫画について記載する。
作者は本作品について、
『このままボツにするのも勿体無いので供養がてらに漫画にしてする。』(原文ママ)
と言及しており、タイトルは作者が正式に決定したという表明が無い為、仮称である事に留意して頂きたい。
本作品の世界では、原因不明の『除去』(それまであった物体の存在が突然認識できなくなる現象)が発生していた。除去の対象は、物体・空間・人物に及び、都市を丸ごと除去する程の大規模な場合もある。除去が発生した場合、物理的に辻褄が合う様に周辺環境及び人々の記憶が改変される為一般人が気付くことはない。
↓本編その1
また、本編より後日談の方が長く、その上がおー氏のいつもの作風である修羅場もそちらの方が多くおまけが本編状態である。
登場人物
末崎陽一
本作品の主人公。↑の後ろの少年。
困っている人に手を差し伸べる心優しい好青年。
冥無と幼い頃に知り合ったが両親の引っ越しで隣町に引っ越した。
成長するにつれ言い知れぬ違和感を感じて生活していたところ、突然現れた悪ノ道、鏡から真実を告げられ自分の置かれている立場を理解した。
過去に都市が除去された際の唯一の生き残りであり、除去された物体を認識する事ができる特異な人物。
生活環境や交友関係は除去及び強制復元により大きく変化している。
冥無悠
陽一にとって、小さいからからずっと一緒にいる幼馴染。
幼い頃両親から虐待を受けており、空腹で君崎公園にボーッとしていた時、陽一がアンパンをくれた。その後陽一が転校してしまい、現実と空腹に耐えかねた彼女は…。
強制復元後の世界では陽一の高校とは異なる東耳里高校に通っている。
そこでいじめを受けている描写がある。
ちなみに苗字の読みは「めいむ」。
悪ノ道恋子
↑左のコマ右の女性
除去因子調査委員会日本支部所属。
陽一の周りで除去が頻発している事を突き止め陽一に真実を伝えた。
所持している銃の形状をした武器で除去され一般人から認識されなくなった物体を撃ち存在を無にできる。
ワイシャツの下側ボタンを止めていない為、さり気なくヘソチラしているシーンも多い。
鏡楓
除去因子調査委員会日本支部所属。
悪ノ道と共に行動している。
外見は若く見えるが年齢は不詳。
会話では語尾に「デス」が付く。
流崎麻子
強制復元後の世界では陽一と中学の頃からの友人。高校では陽一のクラスメート。
料理研究部所属。
クラスでいじめられている所を陽一に助けられて以来、陽一の事を慕っている。
陽一の周りで起こった真実を知る数少ない理解者。ある日突然消えてしまい・・・。
復元前は、復元後の世界線と同じく陽一に中学時代助けられ、同じ高校に進学したようだが、陽一との仲の良さに嫉妬した冥無に除去された。
萌石未知香
未知留の双子の姉。
強制復元後の世界では陽一と幼馴染。高校では陽一のクラスメート。
元料理研究部所属。料理担当。
陽一に対して好意を抱いているが、感情表現が不器用で照れ隠しが下手(要は典型的なツンデレ)。
麻子からは妹の未知留とセットで「みっちーず」と呼ばれる事がある。
萌石未知留
未知香の双子の妹。
強制復元後の世界では陽一と幼馴染。高校は陽一と同じだがクラスは異なる。
陸上部に所属しているが、料理研究部に足繁く通っている。未知香と同じく陽一に対して好意を抱いていて、未知香に遠慮して表に出さずにはいる。
しかし、自身の好意から未知香と陽一が付き合う事に異常な執着があり、邪魔な冥無を嫌っている。
所が、未知香と冥無が友達になった事により、業を煮やした未知留が未知香なんかいなくなってしまえと願ってしまった途端に、未知香が雨の中で忽然と消えてしまい…。