概要
「ぼっち・ざ・ろっく!」における、後藤ひとり(ぼっち)と伊地知星歌のコンビ、またはカップリングタグ。
後藤ひとりは人と目を合わせることのできないコミュ障で、人と話すことも苦手な筋金入りの陰キャである。そんなひとりは、ぶっきらぼうで威圧感のあるSTARRY店長の伊地知星歌を極端に怖がっている。
しかし星歌はひとりがバンドで演奏する時は下手になってしまう理由を「チームでの演奏に慣れていないから」と早急に見抜き、「自分を認めてくれる人間が周りにたくさんいる」と気づかせるために、「お前のことちゃんと見てるからな」と優しく声をかけた。
……のだが、星歌を怖がっているひとりは「目をつけられた」と大いに怯えることとなる。
上記のように基本的には大人として若者を見守るスタンスではあるものの、星歌は見た目に似あわず「可愛いもの好き」であり、黙っていれば美少女のひとりをかなり早い段階から気に入っていた。
バイトの仕事っぷりが良いとは言い難いひとりに対して「……ぼっちちゃんは可愛いからいいんだよ」とけっこう露骨に贔屓している。
2巻ではバイトを辞めたいひとりが虹夏を通して欲しいものはないか聞いてきた際に、「特にない」と答えつつ「…ぼっちちゃん優しいな」と胸をときめかせていた。
さらに3巻では、星歌の撮影した結束バンドのライブ映像にひとりばかりが映されていることが発覚した(「そっそれは鑑しょ…監視だ!!」と苦しい言い訳をするが、虹夏には「お姉ちゃん素直になりなよ」とキッパリ言われている)。
また5巻では、伊地知家に泊まりに来たひとりを見て張り切りだし、普段はしない手料理を振舞った(虹夏には「まず…」と言われている)。
その後、二人で朝までゲームしようと盛り上がるひとりと虹夏を前に、当然のように居座り加わっていた。新しくバイトに入ってきた大山猫々の受付を「うるせーけど元気のねぇ受付よりかはいいな」と言ったことが結果としてひとりを傷つけていたことに気が付き焦る一幕もある。仕事のできる猫々や日向恵恋奈とバイトのシフトを一緒にするとひとりが落ち込むため、シフトを被せないような配慮をしており、虹夏にそれを咎められると「ぼっちちゃんには箱の守護神という大事な仕事があんだよ!」と反論した事もある。
誕生日プレゼントの準備を忘れたひとりが即興で演奏しようとしたオリジナルソングをギターの弦が切れて聞けなかった時は内心残念がっていた。
翌年の誕生日にようやく聞くことができ、周りが静まり返る中、「一年待った甲斐があった…」と震えながら涙を流しその日一番の喜びを見せた(ひとり本人には怒りで震えていると誤解された)。
更に二次会を期待した際には、ひとりに「あ~ん」される妄想までしている。
両者には「10以上年の離れた妹がいる」、「バンドを牽引するリードギター」という共通点がある。
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おねロリ - 物語開始時点で、ひとりは高校1年、星歌は29歳。