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ぼ喜多

ぼきた

漫画およびアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」における、後藤ひとりと喜多郁代のコンビ、またはカップリングタグ。
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概要

漫画およびアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」における、後藤ひとり(ぼっち)と喜多郁代のコンビ、またはカップリングタグ。


主人公の後藤ひとりは

  • 人と目を合わせらないコミュ障
  • 筋金入りの陰キャ
  • 友達が1人もいない(※バンドに参加するまで)
  • 赤点常習犯
  • かなり高いギター技術

対して喜多郁代は

  • 人と繋がるのが大好きなコミュ力おばけ
  • 明るく元気な陽キャ
  • 数多くの友人がいる
  • 成績優秀(ただし、バンドに集中するようになってからは成績がかなり下がってるらしい)
  • ギター初心者

といった、何もかもが正反対な2人であるが、喜多はひとりのギターの才能に惚れ込んでおり、一方のひとりは喜多の明るく前向きな性格に羨望を抱いている。つまり、お互い「自分にない部分」に惹かれあっているのである。

またひとりは音楽で人気者になりたいという願望があり、喜多はどこか普通な自分の人生を変えたいという願望があるなど、「自分を変えたいと思って音楽をやっている」という共通点がある。

さらに喜多は、ギタリストとして遙かに上を行くひとりに追いつきたいが為に、当初大学進学せずバンドマンを一直線に目指すとまで考えていたほどである(これはひとりたちに説得されて撤回した)。


作中では同じ学校に通う同学年であり、虹夏の発案により学校・スタジオ問わずひとりが喜多にギターを教えているため2人が絡む場面は多い。2年生に進級した際は同じクラスとなった。

ただし喜多の無自覚な陽キャムーブがひとりにダメージを与えることも多い。

そして喜多はストレートに物言いをすることがあり、ひとりの奇行について「面白かったの最初のうちだけでしたね」と言い捨てたり、人と会う予定があると言って逃げようとするひとりに「ひとりちゃんに用事なんてないでしょ!!」と断言したりするなど、虹夏(アニメではリョウ)曰く「ナチュラルに鬼畜」な発言を見せている。


ただ喜多は悪意からそう言っているわけでも、ひとりの性格を悪いとか変えたいとか思っているわけでもない、一応。だが2年のクラス替え後の自己紹介の時、コミュニケーション下手なひとりのために全力で場を整えたのに、ひとりが盛大にやらかして場の流れをぶち壊したときは、「後でコミュニケーションについて二人で勉強しましょうね」と静かにキレていた。

このように、バンド内で一番ひとりを言葉で殴っているのは間違いなく喜多であろう。また、基本的に外出したがらない一方で同調圧力に弱いひとりに対し「ひとりちゃんは行きたいわよね?」と意識せず圧力をかけて「あっはい」と返事させ、たびたび外に引きずり出している。


また、喜多は面食いなところがあり、姿勢よく黙っていれば美少女なひとりに、たまに見とれたりしている。

スタイルはいいがスレンダーな喜多は、ひとりの恵まれた体格と、それをまったく誇ろうとしない気弱な態度に苛立つ描写が何度かある(アニメ第1期では苛立ちの部分がカットされた)。


単行本第2巻の学園祭ライブを契機に、喜多からは「ひとりちゃん」と呼ぶようになった。

ひとりの方は第3巻P40の冬休み回想から「喜多ちゃん」と呼んでいるが契機は不明。初詣に二人だけで行った(結局クラスメイトと鉢合わせたが)そうなので、何かあったのかもしれない。

その後お泊まり会までは「喜多さん」が混在することもあったが、その次の路上ライブ回以降は「喜多ちゃん」で統一されている。


他に、ひとりの壊滅的な学業については喜多が面倒を見ており、そのためひとりは赤点を回避できた。その代償として喜多の成績が下がった。2年生時には(バンド活動に時間を取られている性もあって)ひとりと共に補習まで受けている(ただ、留年の危機を前にして何度も補修を受けることになったひとりを尻目に、喜多はすぐに補習テストをクリアしている)。


原作での絡み

第1巻

ギターボーカルを探していたひとりが喜多の噂を聞き、陰から覗いたのが出会い。

ひとりからの初印象は「あっかわいい…」。

喜多は「2組の後藤さん?」とひとりの存在を知っており、逃げたひとりが陰で弾いていたギターに「この演奏すごく心惹かれる…」とときめく。


STARRYにて喜多の指に触れたことでギター練習に気づいたひとりは、去ろうとする喜多を引き留める。

この時のひとりはよほど喜多に続けてほしかったのか、コミュ障とは思えないほど熱く雄弁に語った。

「ほっ本当にそれでいいんですか…」

「本当はバンド続けたかったんじゃないですか…?」

「どっ努力の才能は人一倍あるから大丈夫です…」

「あっ私も喜多さんとバンドしたいです…」

(初期にしてはやり過ぎと判断されたのか、アニメではカーテンに絡まって転ぶなどしてかなり削られた)


作詞の際にひとりが状況をまとめたノートでは、喜多の説明は「明るい」「優しい」「可愛い」。


第2巻

文化祭のステージ募集で、ひとりが捨てた申込用紙を喜多が勝手に出してしまう。

謝るものの、ひとりの凄さを学校の皆に知ってもらいたい故の行動だった。

楽しみになったとお礼を言われ、ひとりが変わりつつあることを感じる喜多。


文化祭で行方不明になったひとりを探す際、喜多は『後藤の生態に詳しい喜多博士』として実際に見つけ出す。


文化祭ライブが始まるが、ひとりのギターが故障。絶体絶命のピンチを救ったのは、アドリブで時間を稼いだ喜多だった。

「皆に見せてよ、本当は… 後藤さんは凄くかっこいいんだってところ!」

ひとりは咄嗟のボトルネック奏法で、見事に期待に応える。

客席ダイブ後に保健室で謝るひとりを笑顔でフォローしつつ、自分にはひとりのような演奏ができないことを自覚する喜多。

それでも皆と合わせることは得意だからと、ひとりちゃんと呼び方を変えて、彼女を支えることを決意した。


楽器店の店員と会話できないひとりを、喜多は腹話術人形のように操って受け答えする。


第3巻

進級して同じクラスになる。

ひとりは「惨めなところを見られそうで少し恥ずかしいけど、同じクラスなのは嬉しい」と考えていたが、喜多を囲む友達の結界に近づけない。

「私には喜多ちゃんしか学校に友達がいないけど、喜多ちゃんにとっては数ある友人の内の一人なんだな…」と落ち込む。

その喜多の取り巻きに気を使われたり、自分の席を占領されることもあって、後日(4巻)には「(喜多と別のクラスだった)1年の時の方がマシだった」とまで思い始めた(鈍感な喜多は「皆仲良くなってくれて嬉しい」と思っている)。


姿勢を正して顔を上げれば美少女になるひとりに、喜多は「きゃ~! これよ! これ~ッ!」と面食いを発動。


ヨヨコに駄目出しされた喜多を、ひとりは「(ボーカルが)喜多ちゃんじゃなくていいなんて事はない…です!」とかばう。

この件で自信を無くした喜多が、ひとりの歌詞を理解するため後藤家にお泊り。

最初はひとりも「まだタイマンで長時間いるのはきつい」「喜多ちゃんだってつまらないはず」「会話のネタだってストック尽きてる」と引き気味で、喜多も結局「ひとりちゃんは昔からひとりちゃんね」と何も得るものはなかった。

しかし最終日に布団の中で、喜多は「何でもそこそこはできるけど普通で物足りない人生」「特別な情熱も才能もない」「私には何もないのかな」と心情を吐露。


ひとりから「喜多さんも私もバンドを通して自分を変えたいと思って」いるという上述の共通点を告げられ、「普通で楽しい人生を送ってきた人だからこそ、届けられるものってある」と励まされる。

その後は笑いながら語り合い、より親密度を増すことになった。

……が、その翌日、結束バンドのアー写をビッシリ貼り付けた押入れを喜多が目撃して引いてしまい、好感度がリセットされ「後藤さん」呼びに戻ってしまった。

この事件は尾を引き、次の回でも「ごとりちゃん」「ごひとりちゃん」「ごととりちゃん」と呼んでいる(その次回では「ひとりちゃん」に戻っており、飲み込めずに混乱していたというのが正しいようだ)。


第4巻

表紙がぼ喜多だが、本編はエモい絡みはなし。

陽キャの苦労を知ったひとりが反省するのと、二人で水着を買いに渋谷109へ行ったことが語られた程度。


第5巻

喜多が作詞に挑戦するが、「周りへの不満とか全然ない」と愚痴ってひとりを刺し、ひとりの方も「書き切れないほどテーマがある(不満の)」と喜多を刺してお互い羨ましがる。

喜多の作詞した歌詞を見て「ろくでもない男に引っかかった」と誤解したひとりが、「喜多ちゃんの自由だけどそんな恋愛はショック」と落ち込む。

その後「クズにはクズを」という理由で喜多のギターのチューニングを狂わせるなどのやんちゃアピを始めたが、結局「好感度が下がっただけ」(原作ナレママ)に終わっている。

「私の方が悪い女ですよ…」


第6巻

喜多が「もっとひとりちゃんに追いつきたいからなの!」と大学進学を拒否。しかし「喜多ちゃんにしか感じ得ない事は大事にしてほしい。私はどうやっても無理だから」とひとりから言われて考え直すという、とことんひとりに重きを置く生き様を見せた。

その際喜多は、「(特別な才能がない自分は)皆や……ひとりちゃんに憧れてしまうの」と、ひとりと皆を明らかに区別している。

ひとりの方も、勧誘して以来喜多の人生を狂わせてきたことを自覚して崩れ落ちている。しかしながら強硬な喜多母に対し、一度でもライブを見てくれないかと必死に説得。

「おっお母さんが想像してるライブのひゃっ百倍…千倍… 百億万倍いいライブしてるので!!」

解決の道筋を作り、守られた喜多は「ふふっありがとう!」と幸せそうに微笑んだ。

また喜多は母にほとんどバンドの話をしていなかった一方で、後藤さんの話は(喜多母が「後藤というクズ男に遊ばれてる」と誤解するほど)頻繁に喋っていたことが判明した。


第7巻収録予定分

きららMAX2024年1月号

次子を加えた三人で、修学旅行の京都で自由行動。

後ろからついてくるひとりに自分の横を歩けと言う次子だが、ひとりは『(佐々木さんとは滅多に話さないし)せめて喜多ちゃん側に行きたい』と内心憂鬱。喜多は『二人がもっと仲良くなりますように!』と喜んでいる。

清水坂を登りたくないひとりを喜多がおんぶし、ゼーゼー言いながら密着して登る。

途中の和服レンタルで新選組の衣装を選んだひとりに喜多は呆れるが、次子にはウケてひとりと意気投合。蚊帳の外になってスンとする喜多。

ひとりはギター侍として外国人観光客に大人気となり、映えに釣られた喜多はひとりに写真を頼む/ひとりが買った龍のキーホルダーを自分も買う等、ひとりに振り回されることになった。


きららMAX2024年2月号

旅館でクラスメイトと恋バナをする羽目になったひとり。

場を白けさせないため、知り合いの特徴を挙げて「好きな人」をでっち上げるが、真っ先に挙げたのが喜多の特徴。

しかも「ステージでキラキラしてる」と、他の面子と違って良いところだけ挙げている。(虹夏ですらリョウへの態度を念頭に「たまに人を殴ってて」と言ったのに)

その後風呂から戻ってきた喜多にクラスメイトが恋バナを始め、「(好きな人なんて)いないって!」と喜多が答える端で落ち込むひとり。

もちろん普通に読めば「頑張って盛り上げようとしたのに一瞬で興味を失くされた」ことへの落胆だが、「喜多ちゃんは私が好きなわけじゃないんだ」という落胆と妄想することは可能である。


奈良公園では鹿のフンを華麗に避けて先導するひとりに、喜多は「かっかっこいい~~!!」と感動。

大仏殿で喜多がひとりの手を取り、次子と挟むように身を寄せて写真を撮った。


アニメ版

2人の絡みが増えており、例えば原作の「貴方(ひとり)を支えていけるような立派なギタリストになるわね」というセリフがアニメでは「私、ひとりちゃんを支えていけるようになるね」とバンド以外でも支えるという意味にも解釈できるような匂わせ描写まで存在することから「製作陣はぼ喜多に脳を焼かれている(歓喜)」などの意見もチラホラ。

オープニングにおける「真剣な表情をするひとりを見て頬を赤らめる喜多」は必見。


第1話では廊下を歩くひとりを喜多が見かけるアニオリが入り、上記の支える発言の後に喜多が思い返している。

台風の日の初ライブでひとりがバンドを救った際も、原作は普通に笑顔で弾いていた喜多が、アニメでは衝撃でひとりから目が離せないまま弾く描写になっている(ただ左側を見ているのは、演奏初心者ゆえギターのネックと指を確認しているためという点もある。一方ひとりはプロレベルなのでネックを見なくても弾ける)。


江の島の帰りにもアニオリで「藤沢までまだまだ『楽しい』が続くのね」という台詞が追加され、ひとりと話すことが本当に楽しい喜多が描写された。

12話で披露された星座になれたらでひとりが書いた歌詞は、「みんなに愛されてる君」に対し「(お互いが)どんなに眩しくても」「集まって星座になれたら」と願い、僕らは「カルマだから何度も出会う」と、ひとり→喜多の感情を思わせる内容となっていた(リアルの作詞者はバンドの詩として書いたとコメントしているが、どう解釈するかは見た人次第である)。


関連イラスト

ぼ喜多よ、陽キャだ💦

無題さすが後藤先生!


関連タグ

ぼっち・ざ・ろっく!

後藤ひとり 喜多郁代

星座になれたら

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