暗黒神

あんこくしん

クトゥルフ神話に登場する外なる神・ナイアルラトホテップの化身(闇のデーモン)である。

概要

広義の意味では闇を司る、ないし関連する属性や性質を持つ神を指す。

創作上ではしばしば邪神および破壊神と同義の世界全体にとって害をなす悪しき存在として扱われることが多い。

クトゥルフ神話における暗黒神

ナイアルラトホテップの化身の1つで、『宿主』とも呼ばれる。

この化身はコンタクトする人間をターゲットに、ナイアルラトホテップとターゲットの精神を交換し、ナイアルラトホテップの精神を宿した人間の肉体が変容する事で顕現る。

『漆黒の鱗に覆われた爬虫人類』と言う外観をしている。

変容の詳細

まず、刃物状の石片を用いて、ターゲットの手に奇怪な紋様を刻む。

これにより、ターゲットの肉体にナイアルラトホテップの精神が宿り、それに合わせて肉体の変容が始まる。

変容の激しい部位からは腐敗臭が漂い、内部は人間では有り得ない関節が幾つか発達していく。

最期にコンタクトを終えた所で、ナイアルラトホテップとターゲットの精神と肉体は復元されるが、変容してしまった肉体は二度と元に戻る事はない。

関連タグ

クトゥルフ神話

ナイアルラトホテップ