概要
月粧裕とはDEATHNOTEの夜神月と夜神粧裕のNLと兄妹なので近親愛関係のカップリングである。
2人とも兄妹で、ドラマ版以外(後に和解するが)では最初から仲睦まじい雰囲気である。
女性キャラで唯一月が殺すのを躊躇したキャラでもある。(その他は月の母の夜神幸子のみ。)
ちなみに余談だが、2ちゃんねるのssでは月粧裕関係のssが多い。
月はシスコンである。
漫画(原作)
1部
月は粧裕に勉強を教えている。
月は粧裕を守るべき存在、粧裕は月を優秀で自慢の兄と見ていて、2人の掛け合いは見ていて和まされる。
粧裕の「さすがお兄ちゃん」と言いながら月の「自分で理解できたのか?」に対して曖昧な返事や、月の「最後の問題くらい自分で解いてみろよ」から粧裕は勉強は苦手だとわかる。(実際粧裕の苦手なことは「難しいこと」である。)
月自身も粧裕の時の表情は柔らかな優しい表情が多い。
月の父の夜神総一郎が「粧裕は(勉強の方は)どうなんだ?」に対して困った顔をして誤魔化すが、それを月が優しく見守っている。
月は夕食を食べるのが早く、粧裕に驚かれる。宿題の方は大丈夫か確認する月とお礼を言う粧裕。
総一郎に「また月に勉強を見てもらったのか」と小言を言われるが、それに対してにぎやかな感じに「ばらしちゃダメじゃんお兄ちゃん」と月に怒る粧裕と、それを微笑ましくみる月の構図が愛らしい。
幸子に月が高校生だから部屋に入らないでほしいに対して、粧裕はお兄ちゃんもお年頃と返している。
「電流」では月がリュークに「粧裕がリュークの顔を見たらそれだけで粧裕が心臓麻痺で死にそうだ」とリュークへのブラックジョークと、妹粧裕に対しての過保護っぷりをのぞかせる。
月と粧裕がお互いに「夜神家を綺麗にしなくてもいつも綺麗」と意見が一致している。
月のボクシングの対戦を見ることに対して「そうきたか…」と漫才をかます。月はついさっきLとキラの特番に対して「くだらないな」と言っていたのに「緊急報道特番を録画してくれ」と言いながら新聞紙で優しく粧裕の頭に乗せる。
粧裕は喜びながら「ぎゃ やっぱり見るんじゃん」と返している。
粧裕曰く「(父さんが休んだのは)キラのせいよ もーキラってサイテー」に対して、月は後ろ姿のみで粧裕のその意見に対して返答はしなかった。
本当は幸子から粧裕に向けて頼まれたことなのだが、総一郎の着替えを代わりに持っていくことに対して粧裕が月に感謝している。
月の「また歌番組か、たまにはニュースくらい見ろよ粧裕」と粧裕の「お兄ちゃんも好きなアイドルくらい作りなさい」の会話が月にとっては意図的だが噛み合ってない。
月が心情では(いいぞ粧裕…下手に今ニュースでも見てたら台無しだ)と褒めている。
月の推理に対して「さすがお兄ちゃん」と褒めている。
夜に月がコンソメポテチを食べることに対して、粧裕が「せっかくスタイルいいのに太るよー」と注意している。月曰く「受験勉強の夜食」らしい…。
Lの推理で妹の粧裕を候補にあげた時に椅子から立ち上がり、Lに対して怒っている。
2部
二部になると粧裕が大学生で大人っぽくなっている。
ちなみに松田桃太に対して辛口意見を言う粧裕に対して、月が「粧裕も言うようになったな」とおちょくる。
ノートの交換で妹粧裕が人質になった際に父総一郎とともに月も驚き、粧裕に電話した際も粧裕のことしか頭に入っていない。
リュークの「さすがのお前も妹はかわいいんだ?」に対して、(…それだけじゃない)とリュークの意見を否定していない。
総一郎と粧裕が助かった際には(やった…!)と心情で喜び、グッジョブポーズをしている。
アニメ
大まかな内容は漫画(原作)と変わりないが、カットや演出などが変わっている。
二部の粧裕誘拐事件では、原作以上に月が粧裕のことを考え、殺そうとする前に取り乱しミサに水を当て付けるなど余裕がなくなっている。(ちなみにやっぱり殺せなかった。)
映画
映画では粧裕がお兄ちゃん大好きなのは変わらないが、原作以上に正義感が強く、キラを嫌っている。
月の最後の死は「キラによって殺された」と母と粧裕に伝わっているらしい…。
ドラマ
ドラマ版では原作とは違い、母幸子が他界していてその死に父親総一郎がいなかったことから、夜神家の仲が悪い。月も凡人設定になっているからか、粧裕の月への当たりもキツイ。
それでも月は粧裕のことは大事に思っているし、幼少期の回想ではお互いにおもちゃトランシーバーで父を含め遊んでいる。
月が粧裕の下着を洗濯して怒られているシーンがある。