演:石橋蓮司
概要
本作における世田谷署の刑事。
誘拐された小学生の息子を、マスコミが神隠しとして報道したことが原因で殺害されてしまった。以来、マスコミとオカルト話が大嫌いに。
上述の過去故に一連の怪死事件を「死の予告電話」と結びつけ調査する山下弘や中村由美を最初は疎ましく思っていたが、山下の懸命さに打たれ、一転して協力するようになる。
続編の『着信アリ2』では、前作の終盤に山下が水沼美々子に取り憑かれてしまったことで殺人鬼に豹変した由美に刺された夜、自ら刺したという山下の主張を聞き入れ由美を逮捕しなかったことを後悔し、山下が由美に殺されてから何度も由美に面会し捜査を続けていた。
時折、性格が変わる由美や鏡に映る美々子の姿を確認し、遂に由美を拳銃で撃つ決心をするが、逆に返り討ちに遭い、頭部を撃たれて死亡してしまった……。
映画版着信アリ2では、山下を殺害した後消息不明となった由美の件を受けて死の予告電話事件について探り続けており、野添孝子とも面識があった。
原作小説では王健峰(ワン・ジェンフォン)の死体の口の中に赤い飴玉があるかどうか確認しようとしていたのは妹尾刑事だが、映画版では彼が確認している。
その後、由美の死亡を聞き急いで遺体の確認に行く途中で運転する車が崖から転落し、駆けつけた救急隊員に「美々子が来た」と言い残して死亡した……。
関係者
妹尾刑事
原作小説にのみ登場する本宮刑事の相方の刑事。年齢は20〜30歳くらい。
『着信アリ2』では、本宮刑事が中村由美のいる精神病院にて死んだ(殺された)直後、2ヶ月も先の2月10日10時49分の予告電話を受けてしまう。
奥村杏子にかかってきた死の予告電話を回避するため、彼なりにできる限りのことをするかたわら2ヶ月間捜査を続け、行方不明の中村由美を追い続けたが……2月9日になってその由美から電話がかかってくる。
まだ1日あると思って由美に会いに行ったが、予定時刻より早く死ぬことになってしまった……。