演:黒木メイサ
概要
本作のもう一人のヒロイン。
松田明日香の昔からの親友。韓国への修学旅行にて起こった死の予告電話により、クラスメイトが次々と死んでいくのを目の当たりにし、精神の限界寸前にまで追い詰められるも、ボーイフレンドのアン・ジヌと共に死の予告電話事件の元凶に迫っていた。
以下、ネタバレ注意!!
実は嘗て、えみりはクラスメイトからいじめを受けていて、それを見かねた明日香が彼女を庇ったことから、今度は明日香自身が酷くいじめられるようになってしまった。
明日香を助けようにも再びいじめられることを恐れて助けることが出来なかったえみりは、「明日香はクラスの誰よりも私のことを恨んでいる」と強い罪悪感に苛まれていた。
最後の着信が来た時、明日香のいじめは自分のせいだと気付き、それを怒って死の着信を送っていると思い、死の予告を誰にも転送しないで自分の犠牲で終わらせようとしたが、土壇場でアン達が提案したスパムメール作戦によって水沼美々子の魂が消えたため、生還する(彼女も、明日香との強い友情があったからこそ生還出来たとの見方が強い)。
映画版はラストで日本に帰国し、明日香と約束していた海に出掛ける。
しかし、自らを犠牲にしたアンを目の前で失ったショックから精神崩壊を起こし、車椅子に乗った姿であった……。
こちらの彼女も、明日香との友情で死の連鎖を止めたと見られる。