朽縄てる美
くちなわてるみ
CV:藤堂真衣
臥炎キョウヤが率いる『ディザスター』の一員。眼鏡とそばかすが特徴の少女。
普段は気弱そうな雰囲気の少女だが、ディザスターフォースを発動し眼鏡を外すことで強気で凶暴性を持つ性格へと変化する。本性を現した際は語尾に「~だわさ」とつけて話す。
ディザスターに入る前は、周囲から空気扱いされる程孤立しており、この時のトラウマから、見捨てられる事に対する恐怖心が人一倍強い。
臥炎キョウヤに崇拝に近い忠誠心を示しているが、当の本人からはあまり期待されておらず、自身の事に関しては全くの無関心であった。
「朽縄てる美」という名前自体が、キョウヤが適当につけた名前で、本名は別にある。
相棒学園中等部に籍があり、元々は生徒会書記を務めていたが、副会長のソフィア・サハロフが学園を去ったことで副会長となっている。
しかし、生徒会長で同じくディザスターのメンバーでもある祠堂孫六の事は毛嫌いしており、何かと毒づく事が多い。
当然ながら孫六の方からも嫌われており、彼やダビデから「でろ美」と呼ばれ、「使えない女」「美しくなE」と酷評される等、折り合いが非常に悪い。
アスクレピオスの万能薬の効果で未門牙王を操ろうとするも、黒岳テツヤと魔王アスモダイのダンスに調子を狂わされ失敗に終わり、これ以降テツヤを嫌い敵視するようになる。
臥炎カップでは、本来は孫六、ダビデとチームを組む事になったのだが、「孫六とチームを組みたくない」という理由で参加を拒否。この結果、孫六の怒りを完全に買ってしまい、彼によって相棒学園の地下に落とされ、幽閉されてしまう。
その後、キョウヤの命令を受けたソフィア・サハロフの差し金で、天野鈴鈴羽に助けられ、チームゴッデスのメンバーとして出場する。
そして第一試合、再びテツヤとファイトをする事になり、苛立ちを募らせながら、また空気扱いされてしまう事への恐れを吐露するも、テツヤの自分を決して忘れないという優しさに触れて心を開き、最終的にファイトには敗北するものの、彼と和解する。
しかしファイト終了直後、自身を用済みと見たキョウヤの命令を受けたソフィアに、ディザスター時代の記憶を消されてしまい、テツヤやバディであるメデューサの事、そしてバディファイト自体の事までも忘れ去ってしまう事になった。
しかし、その後の臥炎カップの決勝戦にて、ソフィアとファイトして勝利したテツヤの姿を映像越しで目撃しており、再びバディファイトに興味を持つに至っている。
バディであるメデューサは、てる美がキョウヤにいい様に利用されている事実に気付いてその身を案じており、アスモダイの説得を受けて「てる美をお願い」と、彼女の事を託している。
そして、記憶を消される別れ際にも、また再び出会えた時に本当のバディになる事を願いながらソフィアに捕獲された。
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