曖昧さ回避
- 方角の一種、東と西。読みは「とうざい」。東西南北、東西線。
- 漫画『ハイキュー!!』に登場する東峰旭×西谷夕のBLカップリング。本稿で記述。
- アニメ『フレッシュプリキュア!』に登場するイースとウエスターの組み合わせ。→西東
- アニメ『ストライクウィッチーズ』シリーズに登場するグンドュラ・ラルとミーナ・ディートリンデ・ヴィルケのカップリング。→東西の狼
- 『戦国BASARA』の伊達政宗と長曾我部元親の組み合わせ。→東西兄貴
- 『Axis Powers ヘタリア』のコンビタグの一つ。→東西組
概要
「Aパスなんかなくても俺が決めてやる」(31巻)
「旭さん居なくても勝てる…みたいになるの嫌です」(3巻)
漫画『ハイキュー‼』に登場する東峰旭×西谷夕のBLカップリング。
烏野高校男子バレー部において東峰は「エース」と呼ばれるウイングスパイカー、西谷は「リベロ」という守備専門のポジションである。
後述の事情から共に遅れて三巻で登場する。
表記ゆれ
東峰(あずまね)×西谷(にしのや)の「東西」ではあるが、通常「とうざい」と呼ばれることが多い。その他「旭夕」「旭ノヤ」「あずにし」などがある。海外ではasanoya(Azumane Asahi/Nishinoya Yuu)が使われているがあくまで左右不定の呼称なので使用には注意。
プロフィール
東峰旭 | 西谷夕 | |
クラス | 3年3組 | 2年3組 |
身長 | 184.7cm(高3四月時点) | 159.3cm(高2四月時点) |
体重 | 75.2kg(同上) | 51.1kg(同上) |
誕生日 | 1月1日 | 10月10日 |
(3巻プロフィールより引用)
以下からわかるように、作中で描かれている性格に限らず、互いの名前や誕生日が対になっている。
東⇔西
峰⇔谷
旭⇔夕
東峰⇒01/01
西谷⇒10/10
二人について
※注意
以下、原作・アニメの内容に触れています。
登場エピソード(3巻)
烏野に欠けていた戦力「エース」と「リベロ」。その二人は日向たち新一年生が入学する約一ヶ月前、とある事件をきっかけにバレー部を離れていた。
三月の県民体育大会に出場した烏野は、伊達工業高校との試合で徹底的なブロックに阻まれる。点が決められないことに心が折れた「エース」・東峰はしだいにトスを呼ばなくなり、烏野はそのまま敗退。試合終了後、ブロックフォローができなかったと悔やむ「リベロ」の西谷に東峰はなぜスパイクを決められない自分を責めないのかと迫り、西谷はそれよりも東峰が諦めたことに憤り二人は衝突。翌日東峰は部活をサボる。さらに翌日、そのことを廊下で問い詰めた西谷ははずみで廊下の花瓶を破損、一ヶ月近い部活禁止となる。東峰はその間も部活に顔を出さないままだった。
一ヶ月後、部活禁止が解けて西谷は復帰するが、東峰が戻らないかぎり自分も戻らないと啖呵をきる。その後、日向たちの言葉や武田による鳥養のコーチへの勧誘などの流れに背を押され、町内会チームとの試合で東峰も完全復帰する。
アニメの二人
『ハイキュー!!終わりと始まり』(2015)
総集編ということで、TVアニメシリーズで描かれていたエースとリベロのエピソードの一部は省略されている。その代わり、二人が衝突した際に折れたモップの柄を修繕するアニメオリジナルシーンが追加されている。その内容は腕力が足りずねじを締めることができない西谷に「西谷、貸してみ」と受け取った東峰が軽く締める、いわば共同作業のワンシーンとなっており、東西のファン必見の場面である。
卒業後の二人
※注意
以下は44・45巻で提示された情報を含みます。
Vリーグ編の最中に主な面々の卒業後が判明していくなか、長らく消息不明だった西谷の所在が同級生の二年生たちではなく東峰の発言から明らかになる。海外に旅立った西谷とは今でも連絡を取っている様子。
また東峰の回想で西谷が早くから卒業後には海外へ旅立つことを考えていたことがわかる。東京へ行こうか考えていると打ち明けた東峰に「新幹線でビュン!ですもんね!」と西谷はあっさり返す。
そしてきたる最終回。後輩たちが活躍するオリンピックの期間中、かつて西谷の言葉に「ビュン!だねぇ」と答え、数年後も澤村たちと一緒に「ビュン!」な後輩たちに感心していた東峰は、なんと西谷と北極で待ち合わせて世界弾丸ツアーへと繰り出していた。澤村たちのもとには旅半ばのエジプトで撮ったセルフィ―が届いたが、その写真にはのちに出た公式ファンブック『ハイキュー‼極』で「超幸せそう」というコメントが添えられていた。おめでとうございます。
ちなみに最終章において、西谷は東峰の回想シーン以外でひと言も言葉を発していない。