言葉そのものの意味は「東側にある戦場」だが、一般には第一次世界大戦および第二次世界大戦の際のドイツ軍の戦場を表す言葉である。
この場合の「東側にある戦場」は、ベルリンから見て東側にあたるポーランド、ウクライナ、ロシア方面の戦場を指す。
ドイツから見た戦場の呼び名なので、概ねドイツ軍を描いた作品が多い。
第一次世界大戦に於いては、東部戦線はドイツ帝国が優勢のまま戦闘が終結し講和条約が結ばれたため、東欧地域とロシア帝国の一部を領土として手に入れることとなった。
ところが、ドイツ帝国そのものが第一次世界大戦で敗北したために東部戦線で得た領土は全て喪失した。
第二次世界大戦では、双方で凄惨な闘いが繰り広げられた。
「独ソ戦」の項目が詳しいためここでは割愛。
関連項目
西部戦線… (ドイツ軍の場合)フランス、ベルギー方面の戦場
大祖国戦争… ソビエト連邦における独ソ戦の呼称。