概要
小説版5巻で登場。2022年1月時点で小説のみであるが、イラストレーターの博によって容姿も描かれている。
清里高原の教会でシスターをしている傍ら、ホンダ・NSR250Rを乗り回していたが、事故で左足を骨折し入院。中村良未、後藤治李の病室へ入り、その後事故に遭った小熊が入ってくる。
容姿
金髪ツインテール。金髪は染めているのでなく地毛、眼は翠眼であること、また見舞いに来る両親はアメリカ人で会話も英語のみである。桜井自身も生まれはアメリカの中西部と述べ、中学校まではアメリカにいたことを述べているが、本人は日本国籍を取得している模様で、名前も日本型であることから、元日系アメリカ人又はアメリカ系日本人(帰化による)と推測される。
普段はシスターの格好をしているが、入院中はランニングシャツにショートパンツという軽装である。
性格
かなり騒々しいキャラで、事あるごとに騒ぐなど病室ではうざったがれている。但しシスターとしての規律は守っており、キリスト教で定められている食のタブー(金曜日は肉食禁止)は守っている。
そそっかしいのが理由なのか不幸体質なのかは不明だが、よく事故を起こしている。先述のホンダ・NSR250Rでの事故を皮切りに(通勤途上ということで労災扱いとなっているが、事故を起こした場所は昇仙峡と、通勤と言うには清里からだいぶ離れている)、小熊より先に退院したその日のうちにホンダ・フュージョン(NSR250Rの修理中の担保として納車した)で事故を起こし、今度は右足を骨折してしまい病院へ逆戻りとなった。小熊が退院後医療費の清算ついでに見舞いに来た時は左手首を骨折していた(一時外出許可が出た際フュージョンの整備中によろけて転倒したため)などスペランカーっぷりを発揮している。
登場人物との絡み
小熊
小熊が初対面の際いきなり「カブでも事故ったら骨とか折るんだぁ?あんなのチャリと変わんねーのによー」と言ったことで桜井に対して「馬鹿」というイメージが定着している。桜井は小熊のことをすごく気に入っているが、逆に小熊は桜井をうざったがっている。
小説単行本では最初の事故でPTSDになりバイクに乗れなくなる不安を抱えているが、それを小熊に見抜かれ荒治療を受けることになるが…おそらくこの部分をアニメ化したら礼子と二人乗りや救急車を呼ばず椎をカブの前かごに乗せるみたいな反応になると思われる。
入院編のみの登場と思われていたが、小説最終巻となる8巻でバイク便の社長である浮谷東に呼ばれた際に再会。小熊と一緒に黒姫へ配達を行なっている。
小熊の「呪いのカブ」の前オーナーは、桜井の勤めている教会の神父。
礼子
小熊が入院する前から桜井は礼子のことを知っていて、礼子が小熊の見舞いに来た時礼子のヘルメットを見て「お前レーコか?」と声をかけている。但し普段ヘルメットを被った状態で会っていたので礼子も桜井だということに気づかず、桜井が自分のヘルメットを見せて礼子もようやく気付いている。