小説版4巻で登場。2022年1月時点で小説のみであるが、イラストレーターの博によって容姿も描かれている。
国語教師の紹介で医療検査品の運搬のバイトをしていた小熊であるが、運搬会社社長が別のバイク便の仕事へ出向させることになり、その出向先の社長が浮谷である。
名前のモデルは1960年代を代表するレーサー・浮谷東次郎とされている。
容姿
髪型はマッシュルームカット、衣装はオーバーオールと風貌は幼く、昭和40年代の漫画にでてくる女の子風である。度の強い眼鏡をかけているが、本作では眼鏡をかけているキャラは非常に珍しく(小説版で他に眼鏡をかけている主要キャラは確認できず、漫画版の担任教師と家庭科教師、アニメ版の教頭と数学教師ぐらいである。)、モデルとされている浮谷東次郎も眼鏡をかけていたことからリスぺクトしたものと推測される。
性格
事務所のカギをかけ忘れたり大好物のドーナツをソファで寝そべりながら食べてたりしているなど、性格もかなり幼い。カクヨムのほうではさらに映画の真似をして愛車を破損させて小熊に説教されるなどお転婆エピソードには事を欠かない(書籍ではカット)。親が資産家で、甲府市にあるタワーマンションの部屋を与えたりと甘やかしている。浮谷はそれが嫌で家を出て起業した模様であるが、いまだお小遣いを貰っていたりしている。
愛車はホンダ・フュージョンと体型に合っていないものであるが、乗り方に癖があり、乗り回しは小熊も認めるほど上手い。
登場人物との絡み
小熊
小熊は浮谷に好感を持っており、頼まれた仕事は基本引き受け、礼子をバイク便へ誘ったりしており、黒姫で災害が発生した時浮谷の友人を助けるため礼子と一緒にカブへ向かっている。