楊過
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ようか
楊過は、武侠小説「神鵰剣俠」の主人公。
名の「過」は、過ちを意味し、字の「改之」と合わせて「過ち、これを改める」を意味する。
父の義兄にあたる郭靖が、「父と同じ過ちを繰り返して欲しくない」という願いを込めて名付けられた。
知恵があり積極的な性格をしている。武術に関しても天才的で習得がとても早い。
使用する武術は「黯然銷魂掌」という。
母を喪い放浪していた際に西毒・欧陽鋒と遭遇して蝦蟇功を会得している。その後郭靖・黄蓉夫妻のもとに引き取られるものの、後述のことから黄蓉からは冷遇され、武敦儒、武修文の兄弟や郭靖の長女郭芙から虐めを受けた末に、半ば放逐同然に修行に出された全真教の下でも虐めを受け、出奔後に小龍女と出会い師弟関係となる。
国賊・売国奴として忌み嫌われている楊康の血を引いてる事から過去にいじめにあった経験もあり、他者との接し方など少し歪んだ部分も見られる。
一方で世間のしきたりにとらわれない部分から、黄蓉の父である黄薬師などから気に入られており、小龍女のみならず欧養鋒と洪七全からも技を伝授されている。
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