概要
1924年3月10日、浙江省海寧県生まれ、香港在住の小説家。本名は査良鏞(き りょうよう)。筆名の金庸は鏞の字を分割してつけたもの。香港の新聞「明報」及びシンガポールの新聞「新明日報」の創刊者・経営者でもある。1955年に「書剣恩仇録」を発表して人気を博し、以降も十二部の長篇武侠小説を世に送り出して、今日では同分野の大家として知られる。
金庸、古龍、梁羽生の三名で「新派武侠小説の三大家」と評価されている。
前述通り、金庸は中華圏の新聞の創刊者にして経営者でもあり、社説も執筆していた。彼は香港はおろか中華圏屈指の名士でもある。それゆえ、思想に隔たりがあるはずの中国共産党関係者ですら作品のファンが多く、金庸の存在を無下にすることができなかった。
2018年10月30日、香港の自宅で死去。94歳没
関連イラスト
2009年12月4日現在、金庸のタグが付された最も古い絵。金庸の小説「天龍八部」に登場する怪僧、鳩摩智を描いている。魁偉な人物としての特徴がにじみ出た、迫力のある作品。
関連タグ
坂田金時(Fate):Fateシリーズの登場人物。金庸のファンであるキャラクター。
東方不敗:『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。『秘曲 笑傲江湖』および映画化作品『スウォーズマン』のキャラクターから名前をもらっている。