概要
CV:西健亮
放生蓮の学生時代からの友人で、繁華街の飲食店で働いている。普段から蓮の資料集めのアルバイトを請け負っていたが、依頼の一つである弔写真を調べに行ったのを機に行方不明となった。
密花の調査によれば軽薄な性格かつ放浪癖持ちで、密花は蓮に付き合いを控えるよう忠告しようと思っていたらしい。
失踪から暫く経って、弔写真の謎を追う蓮の元に、榊からの電話が掛かってくる。
「俺……結婚するんだ」
「写真を……見た時からー」
そう言い残して、彼は再び消息を絶つ。
後に結ノ家で榊の浮遊霊を遭遇する。この時、蓮に対する恨み節のような発言を聞ける。また別の場面では怨霊と化した榊に襲われる。弔写真に心を奪われた者は死者と契りを結ぶマレビトに選ばれるとされ、マレビトになった榊は幽婚の儀式を強制された挙句、失敗し命を落としたようである。
看取りの映像では榊が死亡した経緯が描かれる。榊は白無垢の少女と幽婚の儀式を行うが、榊からすれば不本意な契りであったため儀式は失敗。首と四肢をあり得ない方向に捻じ曲げられて死亡する。静かな恐怖演出の多い本作において、中々にショッキングな演出である。