史実の武田四天王(武田四名臣)は → 武田四天王
概要
武田四将軍とはアダルトゲーム「戦国ランス」において武田家に仕える4名の幹部武将:高坂義風、真田透琳、馬場彰炎、山県昌景である。それぞれの名に「風」「林」「火」「山」を含む文字が入っている。
各将は技能「風林火山」を持っており、戦場では四将軍の部隊に攻・守・速・知ともに上昇補正がかかる。
作中で義風、透琳、彰炎、昌景がそれぞれ軍を率いて、ランス率いる織田家へ1ターンの間に4回も侵攻する総攻撃を仕掛けてくる。今作の中でも難所の一つである。
ランス正史では透琳のみ降伏、他の3人はランスに挑み討死にする。IFルートとして武田家滅亡後に他家へ仕える場合があり、捕らえて家臣にすることもできる。
この四将軍だけが君主・武田信玄についての重大な真相を知っている。
高坂義風
兵種は忍者。暗殺技能も持つため織田家の有力武将が戦場であっけなく討死にする恐れもあるなど厄介な相手。四将軍による総攻撃では一番手なのがせめてもの救いか。
平時は近所の子どもを相手に遊ぶなど好々爺だが、最終決戦での台詞は武田四将軍の中でも特に熱い。鈴女はじゃんけんで義風に勝つことができない。
モデルは高坂昌景。
真田透琳
兵種は軍師。敵対時にこちらの軍師が状態解除を掛けても合戦戦術で上書きされるので、この点は諦めるしかない。
織田家が武田家を制圧した場合は正史でもIFルートでも降伏する。味方にすれば直江愛、ウルザと並ぶ作中トップクラスの有能軍師である。
織田の当主に全権を任せられたランスに興味を抱き戦国ランスが終結して大陸に戻ったランスの元に押しかけた。かなりしつこかったのかランスにしては珍しく男の名前である彼を完全に覚えている。
本作中ですでに大陸に関心を見せてランス9で再登場しヘルマンでの革命に参加。そのままヘルマンに留まりランス10でもヘルマン軍の将として活躍する。
モデルは史実の武田四天王と異なり内藤昌秀ではなく真田幸隆。もっともその後継者真田昌幸も混ざっていると見ても特に矛盾はない。さらにアリスソフトの別作品ママトトのストーリン・ワルドの要素が加えられている。
ランス6にも真田姓の人物が登場するが、関係性は見られない。
馬場彰炎
兵種は騎馬。筋骨隆々とした武将。四将軍の中では最年少なのか他の三将を「兄者」と呼ぶ。武将突撃が扱えるほか個人レベルも高い。
織田家家臣にするとなぜかランスと移動遊園地のお供にすることができる。ランスが酷い目に遭う完全なギャグシーンであるが。
モデルは馬場信春。
山県昌景
兵種は騎馬。達磨っぽい顔のため、ランスはランス5Dのラスボス・血達磨包丁をついつい連想するようである。戦場では最も脅威となる騎馬隊だが、個人レベルが他の三将よりやや低め。
モデルは同名の武将・山県昌景。他の三将と違ってモデルが「山」が入る氏名を名乗っていたため、本作で名前を変えられていない。