概要
『変身忍者嵐』第1話『猛襲!!怪魚忍者毒うつぼ』に登場する、化身忍者。ハヤテの父、谷の鬼十に作られた最後の化身忍者である。
ウツボの顔に忍び装束を纏い、さらに体には巨大ウツボを巻き付けている。なおウツボの頭を持っていなければならないため、基本的に左手がふさがっている。
口からは毒の煙を吐き、煙を浴びせ続けることで人間を消滅させてしまう。短時間であれば即死することはないが、後に毒が回り死亡してしまう(作中では解毒されたために詳細は不明)。
また巨大ウツボを相手に絡みつかせ、動きを封じてしまうことも可能。手裏剣や刀による白兵戦も得意。
作中では骸骨丸の指示のもと、能力実験と称して村々を襲い虐殺を繰り返していた。その非道な行いを前に、化身忍者の生みの親である谷の鬼十は血車党を見限り、その息子ハヤテは自らが変身忍者となり化身忍者と戦うことを決意することとなった。
ハヤテの変身した変身忍者嵐との決戦では、「毒うつぼの真の術を受けてみよ!」と叫び嵐とにらみ合った後、前の戦いで名張のタツマキを拘束したウツボ攻撃を繰り出すも、あっさりとかわされてしまった。その後は主に刀を振るい嵐と互角に渡り合うも、『秘剣影うつし』によって倒されてしまった。
余談
毒うつぼと名乗ってはいるものの、デザイン上のモチーフは実際のドクウツボではなくトラウツボだと思われる。白色の斑点模様や角状の突起などの特徴が共通している。