概要
私立探偵・毛利小五郎が設立した探偵事務所。
当初はペットの猫探しや不倫調査など簡単な依頼をそつなくこなしている、普通の探偵事務所だった。しかし、江戸川コナンが居候を始めた辺り(初登場シーンで「半年ぶりの依頼だ!!(「エピソードONE・小さくなった名探偵」では『半年ぶりにまともな仕事が来たんだ!!』)」と小五郎が発言している)から大きな事件の依頼・あるいは事件への遭遇も多くなり、小五郎の知名度も上昇した為、今では全国的に有名な探偵事務所となっている。
ただ報酬金でごちそうをすぐ食べに行ってしまったり、小五郎の競馬などの浪費癖や出かけるたびに事故っているレンタカーなどといった破損した物の修理費などがあるのか有名になっても蘭曰く家計は火の車寸前である(『探偵たちの夜想曲』)。
事務所のあるビルは小五郎の持ち物で、事務所は2階に入っており、3階より上は小五郎一家の自宅となっている。1階は喫茶ポアロに貸し出して家賃収入を得ており、事務所の経営を補填する大きな力となっている。
作中では基本的に物語冒頭、事務所で小五郎が依頼を受け、(蘭やコナンと共に)移動した先で事件が発生するという流れだが、最近では黒の組織に銃撃されかけたり(『ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間』)、立てこもり(『探偵事務所籠城事件』)や殺人事件(『探偵たちの夜想曲』)が発生したりと、事務所自体が事件現場になるケースも増えてきている。
また、後に小五郎に頼まれたのかコナンが毛利探偵事務所のHPを作成(『探偵たちの夜想曲』)。ネット経由でも依頼を受け付けるようになった。
現在は大企業や資産家からの依頼も多いことから、更に大金を得ている模様(なお、アニメオリジナルエピソードでも事件の依頼を受ける事はあるが、依頼人が犯人・被害者というケースがよく発生している)。