本項では「御城プロジェクト」に登場する城娘について解説する。
御城プロジェクトでの概要
CV.加隈亜衣 イラストレーター:マツモトトヨヒ
御城プロジェクトにおいて、水戸城とは馬場城を近代改築した城娘。平山城属性。改築するとキャラがガラリと変わる城プロの特徴が特に顕著に出た代表キャラであり、舌足らずのちんちくりんロリだった馬場城が改造した途端、ムチムチの美女に大成長!(恐るべし納豆パワー…)「どうしてこうなった」。しかし殿たちの反応は小田喜城の変化とは少し違い、水戸城を目指して馬場城を育てる殿が増えたとか。これには馬場城のキャラが強烈でクセが強いことが要因と思われる。
現在REでは築城、ドロップ、ログインボーナス等で入手可能。余談だが、クセの強かった馬場城のクセはREでごっそり抜けている。何が起きた
外見と性格
純真無垢な幼女だった馬場城とは打って変わって、長身の黒髪ロングヘアの美女となり、服装も座敷わらしのような子供服から、ナース服を髣髴させる白い衣装に変わっている。まさに少女から女性へと成長した姿であり、殿の中には娘の成長を見守ってきた親のような心境になる者もいたとか。馬場城時代に憧れていた二条城にも引けをとらない色気を手に入れたのであった。ちなみに水戸城本人も劇的変化の自覚はあるようで、邂逅一番では「私をお忘れですか?」と気遣う様子が見られる。質素な姿が具現化したと彼女は語っているが、色々な意味で派手な気がするのは多分気のせい。背中の印籠を使って攻撃しているようだが、詳しい構造は不明。
「将来は立派なお医者さんになりたいでしゅ」と語っていた彼女。成長して立派な医者となったようで、流行病の注意呼びかけをしたり、城娘や殿の治療や検診をしてくれる。しかし単に医者とだけでなく、水戸光圀の居城故か水戸黄門の影響をもろに受けており、台詞の一部とスキル名が完全に水戸黄門と化している。ちなみに馬場城は捕虜開放時において殿に幼さゆえの過ちしたのだが返事はどうなったのだろうか…。また、殿が水戸城に姉妹がいるかを尋ねた際に「わ、私に妹はいませんわ」と慌てて否定している。誰も妹とは言っていないぞ。久保田城の台詞より、水戸城と久保田城間に親交があるような描写があるが、これは水戸城主だった佐竹義宣が久保田藩に移行したゆえと思われる。
蛇足だが、彼女の履いているタイツもとい「なまこ壁」とは、壁塗り形式の一つ。壁面に平瓦を並べて貼った継ぎ目に漆喰をかまぼこ状に盛り付けて塗る方式。防火、防水に有効的。
私服姿
性能
馬場城が刀の回復スキル持ちだったのに対し、水戸城は武器が鉄砲、スキルが攻撃力超絶アップ遠距離となっており運用方法が180度かわるため、高速刀には代役を準備しておくべし。銀レアでありながら各種属性値と防御率が高めなため、高難易度ステージでも重宝される。役割上ふっくーと被る傾向がある。アップデートにより近代改築前後の城娘を同じ部隊に配置できるようになったため、馬場城と一緒に出陣する殿が増えたとか。
「御城プロジェクト」が復旧し、御城プロジェクト:REと名を改めてからは装備が銃から弩に。鉄砲並の破壊力と弓なりの攻撃速度を持つが範囲が狭いという難しい属性になった。旧でスキルと呼べる代物だった「計略」を持っていないため、巨大化のコストが少なく、真価を発揮しやすいのが特徴。範囲内の城娘の攻撃力アップだった前のスキルは、範囲内の城娘の回復力(REでは城娘が自動回復するようになった)を20上げるというものに変更。自動回復量が増えるのは地味ではあるも中々にありがたいものであるものの、弩という攻撃範囲の狭い属性とのかみ合わせの悪さから、多くの城娘に恩恵を与えるには場所と配置を選ぶ中々に難しい子になっている。