概要
テイワットを統治する俗世の七執政が一柱、氷の国スネージナヤを統べる氷神。
もう人に愛されず、人を愛さない神。各国の神が持つ神の心を集めているがその目的は明らかにはされていない。
ただ、彼女の下に集う人々は彼女こそが天理に反旗を翻す者だと信じている。そして彼女の近くにいる者たちはその行動を「誰よりも優しいからこそ冷酷にならねばならず、平和を望むからこそ世界に宣戦布告した」と語り、その在り方に「耳触りの良い言葉を並べ立てる空っぽの偽善者とは違う真の慈愛を見た」と語っている。
人々は彼女の慈愛を賞賛するが、かつて彼女に仕えた者はその「「愛」も「罪」の一種」と指摘する。
500年前、カーンルイアの厄災後に彼女は風神との連絡を断ち、執行官たちに権能を与え、最初の愚者とファデュイを設立した。
岩神は最後、彼女との契約によって全てを終わらせた。契約の神たる岩神の心に対し、彼女はどんな代償を払ったのだろう。