概要
主にカイパーベルトや冥王星宙域ステージに初期配置された中立ユニット。
文字通り宇宙空間を漂流する氷の塊で、一応ユニット扱いではあるが移動能力や攻撃能力は一切有していない、いわゆる障害物である。
R戦闘機や戦艦等が進軍する際に邪魔なので、武器で破砕しつつ進軍するのが基本。
防御力が低いので波動砲を発射すればまとめて粉砕できる。
熟練度稼ぎにもなるので一挙両得である。
氷塊への擬態
人類サイドの兵器で唯一擬態能力を持つ人型兵器TL-3Nナルキッソスは、爆撃機R-9Bや長射程支援機R-9Dのほか、何故かこの氷塊(小)に擬態する事が可能。
上記の通り氷塊(小)への擬態中は移動できず武器も使用不能になり、防御力も低下する。
加えて「本物の氷塊(小)は非索敵状態でも表示されるのに、ナルキッソスが擬態した氷塊(小)は表示されない」「氷塊なのにZOC(敵ユニットに対する移動障害)が発生する」「本物の氷塊(小)は搭載燃料が常に100だが、ナルキッソスが擬態したものは最大99」「敵ターン終了時に待機状態を示す『E』が表示される」「全体MAPを見ると敵としてマーキングされている」「CPUも普通に攻撃してくる」などなど、不意討ちに使おうにもシステム的にバレバレなので使い物にならない。
そもそも、カイパーベルトと冥王星宙域ステージ以外に氷塊は無いので、使いどころも極端に限られるなど、何故こんな能力を与えられたのか理解に苦しむ。
後編ステージNo.09「帰路:カイパーベルト」では、実際に擬態したナルキッソスが33機も潜んでいるが、上記の理由で殆ど脅威にはならない。たとえ気付かずに進軍しても、いつの間にか破壊している事もしばしばである。