概要
1990年にデビューした江ノ島電鉄の電車。老朽化していた600形の代替と4両編成運用を増やす目的で、1990年に2両編成2本・1992年に2両編成1本が製造された。
以前登場した1000形(1500番台)に続く高性能電車の第2弾であるが、デザインは大幅に変更。正面は展望性を考慮した大型のガラスを採用し、側面窓・客用ドアの幅や高さ・室内天井高さも拡大された。クロスシートも装備。ただし機器類は1000形(1500番台)のものを踏襲している。
車体はステンレス製だが、全面塗装されている。
デビュー当時の2001、2002編成にはスカートが取り付けられていたが、密着型連結器・電気連結器を装備した頃に撤去された。2003編成は最初から未設置。
フロント下部にライト・幕式行き先表示器を装備し、季節のイラストなども描かれた。
リニューアル
2016年から2018年にかけてリニューアル工事を実施。前面の行先表示器はフルカラーLED化のうえ前面窓の上部へ移設、この結果以前のような展望性は失われている。
また、塗装が1000形リニューアル車や500形のような、緑とクリームのいわゆる江ノ電カラーにゴールド帯が入ったものになった。
また、スカートが(当時と形状が若干違うが)復活。