「ごめんなさい、あたしは本当に醜い人間だったわ、あたしは本当に-」
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組女子出席番号3番。支給武器はダイバーズナイフ。
気弱だが心優しい少女。
クラスでは稲田瑞穂、南佳織と親しい。七原秋也に片想いしており、プログラム中でも彼の写真を持っていた。2年の時には清水比呂乃から虐めを受けていた。
プログラムでは、1人で民家に身を隠し恐怖で怯えていた際、過保護な両親から修学旅行の前に買い与えてもらった携帯電話の存在を思い出し、助けを求めようとするが、中継局は政府に押さえられていたため、坂持につながってしまい失敗。
その後、物資を調達するため民家にやってきた相馬光子に、坂持が折り返し掛けて来た電話のせいで発見され、初めは強く警戒するが、彼女の巧みな演技に騙されて警戒を解いてしまい、鎌で首を切り裂かれて死亡。相馬の最初の犠牲者となってしまう。11番目の死亡者。彼女の死後、死体を杉村弘樹に発見される。
容姿
小柄で、肩までのショートカットが特徴。
漫画版ではやや太い鼻をしている。
映画版では背中近くまでの長い髪を三つ編みにしているのが特徴。
漫画版
支給武器はダイバーズナイフ。
漫画版では稲田から「ディアナ・バスキア・メグミ」の称号を稲田から授かっていた(当人は南と共に苦笑いしていた)。また、回想シーンには両親の顔と共に姉の存在が確認出来る。プログラムでの行動は原作とほぼ同じだが、漫画版では携帯電話は嘉門につながっている。5番目の死亡者。
映画版
「光子!いやー!やめて!!」
映画では人物像が大きく異なり、中川典子の親友という設定となっている。修学旅行実行委員を務めており、写真を撮るのが趣味で、片想いの相手も三村信史となっている(その為、三村の写真ばかり撮っていた)。また過去にいじめを受けておらず、元気で活発な性格になっている。なお、原作では相馬のことを「相馬さん」と呼んでいるが、映画では「光子」と呼び捨てになっている。
プログラムでは物置部屋に身を隠していた際に相馬に発見され、あっさり警戒を解き、支給武器であるスタンガンを奪われ、鎌で首を切り裂かれ、大量出血で死亡した。
後に清水に死体を発見され、生理でない恵の死体の民家から生理用品が見つかったことから、清水が相馬を追いつめる鍵となった。
余談
原作にて彼女は稲田瑞穂から光の戦士の称号を与えられていないが、これは江藤は稲田にとって同士ではなく、「魔女(清水比呂乃)から守るべき平民」として扱われていたからだ、という読者もいる。