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概要編集

海里とは、距離を表す単位の一つである。国際単位系の単位ではない。現在は 1海里 = 1852メートル (=1.852km) と定められている。主に海運航空気象分野で用いられる。


英語では nautical mile もしくは seamile と呼ばれるが、ヤード・ポンド法の陸上のマイル(mile)とは別物である。


元々は地球表面(海面)での緯度1分(=1/60度)の距離として定められた。海図(通常はメルカトル図法)に記された緯度から距離を求められる利点がある。


メートルも当初は地球の赤道極点(北極点または南極点)間の距離を1000万メートル(=1万km)と定められた。赤道・極点間は、緯度90度の差があるから、(元々の定義の)海里なら距離は 90×60=5400海里 に等しい。つまり 1万km=5400海里 である。このため 海里×100÷54 でkmに換算することもできる。最新の定義と少し違うが実用上はあまり問題はない。


用途編集

排他的経済水域(EEZ)は当該権利国の海岸線から200海里と定められているため、社会地理の授業で触れる機会がある。


速さの単位(非国際単位系)であるノットは1時間に1海里だけ進む速さである。これも海運や気象分野で用いられる。


ちなみに、旅客航空会社のマイレージサービスに於けるマイルも nautical mile 、即ちこの海里の方である。


関連タグ編集

距離 長さ 単位

海運 海図 航空 気象

地球 緯度 赤道 極点 北極点 南極点

排他的経済水域

マイル ノット(単位)

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