解説
主として都市中心部から郊外への帰宅需要に応えて運行され、逆に27時頃から午前6時頃にかけて運行されるのは早朝バスと呼ばれる。
事業者によっては「深夜急行バス」、「深夜特急バス」と呼んだり、愛称を付与することもある。深夜に帰宅する者の救済とタクシーの代替を兼ねていることから、通常の路線バス・並行鉄道と比べて2倍以上の割増運賃が設定されている系統がほとんどとなっている。
ちなみに水曜どうでしょうでは夜行バスのことを「深夜バス」と呼称していたが、これは誤りである。
類型
都心→郊外型
都心から郊外への鉄道の終電後に運転される。俗に言う深夜急行バス・特急バスというのはこれに当てはまる。
車両としてはリムジンバスや高速バス仕様の車両が多い。車両がハイグレードなため、通常のバス路線より4~7倍高い運賃設定で、タクシーよりちょっと安く済む程度の高額に設定されている路線が多いが、中にはワンロマという路線バスベースの車両を使うところも。
一般路線の深夜便
昼間運行されている路線バスを深夜帯にも走らせているもの。昼間便と比較して倍以上の運賃が設定されることもあれば、昼間便と運賃が同額のことも。車両は通常の路線バスと同じ。