深山梢とは、Pixivユーザーのみらくる☆氏によるオリジナルキャラクターである。
プロフィール・キャラクター設定
年齢 | 17~18歳 |
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身長 | 154cm |
B-W-H | 80(B)-59-81 |
所属 | クラス委員長 |
部活動 | 文芸部 |
主人公に対して密かに想いを秘めるヒロインで文芸部所属。同時にクラスの委員長も務めている。
黒髪のポニーテールで、背丈もわりと低くスタイルも普通。基本的におとなしい雰囲気を漂わせているが、実は活発な言動を見せている。作中では当たり前となっているが、本来の自分を見せるのは主人公や自分の友人等に限られており、本来は上記の控えめな印象を持たれると思われる。
学業と運動の両方に置いてそれなりの実力を発揮出来るが、その半面不器用な性格でかなりの割合で貧乏くじを引きやすい。
幻のヒロイン
実は美緒編よりも前に投稿された本当の意味で、最初のオリジナルキャラクターであり、作者がPixivで描かれた初めての物語形式になるはず……だった。
しかし、諸事情のために物語は2話で終了してしまう。そのため、NO.00に当たるヒロインである。
自身のルートでは異性と話すことに抵抗があったことが明かされており、これが当時の主人公との出会いと、わずかに語られた会話内容と当てはまっている。
再登場から彼女の物語が本格的にスタートまで6年の歳月が流れており、一つの到達点とも言える。
不運、災難?
一見するとごく普通の女子高生だが、行く先々で不運に見舞われ、飛んだ先にゲリラ豪雨が偶然当たったりと零れたコーヒーが向けられたりと、かなりのもの。
運の悪さに関しては本人も自覚済みであり、特に主人公への想いは届かないと半ば割り切ってしまっている模様。
救世の物語
数年越しの再登場は読者に大きな印象を与え、その結果人気が急上昇。物語終了後から、わずかな期間で急遽彼女を救済することに決定した。以前にも対となるヒロインもいたが、連載開始の時点ではメインの物語は残念ながら展開されていなかったので、決断の早さに至ったのもそれだけ人気が高いことが窺える。
以前の世界観が無かったことにされたパラレルワールドとして、三年生に進級したところから物語が始まっており、後にもう一つの正史として分岐するまで昇華している。
また、今までとは違った方法での連載で、初の漫画形式でフルカラーと大盤振る舞いとなっている。慣れないこともあって、相当難儀しながらもなんとか完結へと導いた。
新学期早々から風が吹き、雨にぬれたり水着回にハプニングと、最後の高校生活を主人公と共に謳歌する。
高三の生活を送る中で、少しずつ秘め続けてきた主人公への想いが隠し切れなくなってきた模様。また、広い交友関係も明らかになり、美緒とはクラスは別だが仲が良く、二人とも委員長同士の仲である。舞子先生とは学園祭のヘルプとして(報酬は大量のカップケーキ)自分のクラスに呼び込んで成功へ導いた。また主人公の姉とも交友関係を築き上げた。
不運だけに注目されがちだが、学校生活を全体から見れば、文武両道で行動力を備えた高いリーダーシップを発揮していると言える。
全般的に成績は良いものの苦手科目は主人公よりも成績が悪く、長所短所がはっきりとしている。弱点を少しでも克服するために主人公との勉強で共に大学受験に現役合格を果たした。
努力型のヒロインである。
以下、最終盤のネタバレを含むので注意
降星のプレリュード
そんな梢の過去は、幼い頃に心を打たれた本に憧れを抱き続け、自分でオリジナルの本を書きあげるまでの影響を受けている。実は絹枝が務めている税理事務の経営者の娘であり、女子中から共学の高校に入学する際に、きちんと馴染めるのか心配されていた。そんな時に声をかけたくれたのが主人公であり、好意を持つようになった。
高校生活最後の青春を彼と楽しむ中でいつしか友達から愛する男の人へと変化していき、同時に自分の作品をコンクールに応募するまでに成長した。それは賞を逃したとしても、本来の性格から来る諦めが悪く一途な想いはだけは、決して揺らぐことが無かったのである。
この時点で自分の父親(社長)および、絹枝には完全に恋人として認知されており、主人公の姉であるめぐみからもお互いに応援されていた。
実は知らずのうちに自分の想いと行動が功を奏し、既にチェックメイトの状態に持ち込んでいたのである。
水泡に帰す状況ですら関係ないと言わんばかりに、中学までは話すことさえ苦手意識を持っていた異性に、しかも卒業式というビッグイベントの力を借りることなく、主人公に堂々と正面から告白した。
眼差しから見えた力強い決意に答えるため、主人公は梢の覚悟を受け止める。晴れて恋人同士となり、物語をハッピーエンドで締めくくる。
長い雌伏を経てようやく叶ったエンディング。実は二人の進学先も同じ大学なので、恋人後も憂いを全て絶つ完全勝利で幕を閉じるのだった。