CV:不明
概要
両親は既におらず、祖母の「遠黛(えんたい)」と共に璃月港で暮らしている。
まだ幼いながらも物忘れの激しい遠黛を支える。
食事のために遠黛と共に万民堂を訪れたところ、閑雲や旅人と相席したことが切っ掛けで、祖母の記憶を取り戻すのに協力してもらうことになる。
昔、熱を出して寝込んだときに、白い鶴の姿の仙人に助けられたという不思議な記憶を持つ。
以下、ネタバレ注意
遠黛は実は人間ではなく、その昔、留雲真君に師事していた鶴だった。
苦しむ人々を助けたいと願った遠黛だったが、仙人としてはまだ半人前で人化できなかった。
そこで留雲真君は彼女を仙薬で人化できるようにしたのだが、その効果は十年しか持たず、それまでに鶴に戻らなければ記憶を失っていき、最後には自分のこともわからなくなり獣と化してしまうという重い副作用のある物だった。
人化した遠黛は「無名の女傑」と伝承に残る活躍をするのだが、旅の相棒であった人間の青年と恋に落ち、留雲真君の言いつけを破り人の姿でい続けたために記憶を失ってしまっていたのだった。
だが、そんな彼女を閑雲は見限ったりはしなかった。
ある時は副作用を抑える仙薬を商人に化けて遠黛に譲り、ある時は息子の出産に挑む遠黛を襲おうとする魔物と戦い、またある時は白粉で白い鶴に化けて漱玉を看病し、ずっと弟子とその家族を守り続けていたのだった。
記憶を取り戻した遠黛だったが副作用はいまだ彼女を蝕み続けており、再び全てを忘れることは明らかだった。残された方法は人の姿を捨てて鶴に戻ることしかない。孫娘を一人残してしまうことになるが、このままでは今度こそ化け物となってしまう。いつかの再会を約束し、遠黛は鶴に戻り去って行った。
最初は泣きじゃくっていた漱玉だが、気持ちに整理をつけると祖母の跡を継いで困っている人を助けられるようになりたいと閑雲に弟子入りを志願する。その決意と素質(普通の人間ではなく仙鶴の血を引いている)を見出した閑雲は了承。璃月港に移住した閑雲の元で暮らすこととなった。
時系列上はその後に当たる海灯祭でも登場。嘉明や姉弟子である甘雨や申鶴とも共演している。
関連タグ
閑雲:師匠