概要
転生ものにおいて、機械などの無機物に転生すること。及びそれを扱う作品全般を指すジャンル名。人外転生の一区分ともいえる。
この場合の「無機物」とは化学的な意味ではなく「生命を宿さないもの」という意味での区分であるため、転生先が道具等の無生物なら有機物を含む素材で出来ていても全てこの括りに入る。(例:木製の杖、布と綿のぬいぐるみ等)
「無生物転生」と言った方が誤解は生じないかもしれないが、「無機」という単語の硬く乾いた印象が「生体」と対のイメージを成すものとして好まれるのか、わざわざ訂正されることはほぼ無い。
見方によっては憑依との境界が曖昧なジャンルでもある。
作品例 (作品名50音順)
- 『異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎる』…熱美(温泉)
- 『異世界で最強の杖に転生した俺が嫌がる少女をムリヤリ魔法少女にPする!』…黎次 (魔法の杖)
- 『史上最強の大賢者、転生先がぬいぐるみでも最強でした』…ラルフ (ぬいぐるみ)
- 『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』…ハッコン (自動販売機)
- 『転生したら剣でした』…師匠(転剣) (剣)
- 『勇気爆発バーンブレイバーン』…ブレイバーン (ロボット)