牛刀の橋本
ぎゅうとうのはしもと
紅林の地元では有名なイカレ野郎らしく、少年院を出てから京極組に拾われたらしいが、本人曰く組のブツに手を出したからジジイに京極組を破門されたそうだ。
紅林たちが乗車していたバスを突然占拠し、見せしめに乗客の1人である老人を牛刀で襲う(老人の生死は不明)。その後、バスの運転手の機転によって、バスはパーキングエリアに停車、乗客のうち5名だけが3分以内に戻ってくるという条件のもとトイレ休憩の時間が取られた。しかし、乗客のうち赤子を連れた女性がタイムリミットに間に合わず、牛刀で切られるかと思われたその時、紅林が間一髪のところで間に入ったことでその親子は命拾いする。
当の紅林は重傷を食らったものの、すかさず橋本に一撃を加え、顔面を陥没させた。しかし、薬物によって痛覚が麻痺していた橋本は顔面陥没状態でも立ち上がり、紅林に攻撃を仕掛ける。その攻撃をかわした紅林は橋本の腹に肋骨が粉々になるレベルの強烈な一撃を加えるも、橋本はそれでもまだ倒れなかった。その様子を見た紅林は橋本がこれ以上の攻撃ができないよう膝に蹴りを入れ、歩行能力を奪うことに成功。そのうえで、橋本にもう一発ぶち込み、なんとか気絶させることができた。その後、紅林は橋本を縛るためのものを探しに行こうとしたがその時、高校時代から因縁のある久我虎徹と再会し、両者が激突する。この戦いは、対橋本戦で重傷を負っていた紅林にとっては分が悪く、実際久我に押されていた状態だったものの、久我はもともと橋本を粛清するために現れた様子で、戦闘の途中で久我の方から手を引き、決着は付かなかった。なお、気絶した橋本は久我の手で連れ去られ、その後の消息は不明だが、久我が「このゲスは消す」と言っていたことから、恐らくは極道の掟によって死の制裁が下されたものと思われる。
橋本の行ったバスジャック事件の元ネタは、2000年に起こった「西鉄バスジャック事件」であると思われる。ヒューマンバグ大学では以前にも、西鉄バスジャック事件をモデルにした動画が投稿されている。