概要
稀神サグメのスペルカード。綺麗に斜めに並んだ陰陽玉が自機狙いの札弾を規則正しく出しながら落下してくる。『烏合』とは正反対の内容、稀神サグメの能力にあわせた逆説か?
- 烏合(うごう)
烏合の衆。
故事成語で「規律も統率も無く集まった群衆や軍隊」を揶揄する言葉(出典『後漢書』)。
烏合とは、「カラスの群れ」のこと(カラスの群れは、いつもばらばらでまとまりがないことから)。
- 呪(しゅ)
のろい。まじない。
余談
- 烏(カラス)
古来より、「霊魂を運ぶ鳥」との伝承がある。そこから「カラスが騒ぐと近くで人が死ぬ」との伝承が派生し、カラスが鳴くと不吉とされる。
八咫烏(ヤタガラス)は日本神話において、神武天皇の東征において天照大神から遣わされ道案内をした烏。三本足とされる(出典『日本書紀』など)
上記から、ヤタガラスは「幸を運ぶ鳥」とされ、熊野地方を中心に信仰の対象となっている。霊烏路空の元ネタでもある。
近年の研究では、カラスは鳴き声などで意思疎通を行い役割分担をするなど、非常に高度な連携能力を持つことがわかっている。役割分担によりそれぞれが別の行動をするため、傍から見るとばらばらに行動をしているように見えることが、まとまりがないとの誤解を生んだとも考えられる。