畑中葉子

はたなかようこ

日本の歌手、女優。平尾昌晃とのデュエット曲『カナダからの手紙』がヒットした。

概要

1959年4月21日、八丈島（東京都）に生まれた。父は建設会社の社長。

1972年、父が東京に支店を出す事となり、中目黒（目黒区）に転居。引っ越し先のマンションの2軒隣に作曲家の平尾昌晃が住んでいた。

1974年、平尾が「平尾昌晃音楽学校」（現・平尾昌晃ミュージックスクール）を創設。

1975年、都立高校受験のために行った原宿で3つの芸能事務所にスカウトされた。「平尾昌晃音楽学校」でレッスンを受ける事となり、平尾に見出される。

1978年1月10日、平尾とのデュエット曲『カナダからの手紙』で歌手デビュー。大ヒットとなり、一躍トップアイドルとなる。

1979年、『ロミオ＆ジュリエット’79』でソロデビュー。ソロ転向に関して所属事務所とトラブルがあり、仕事が嫌になり音楽ディレクターの檀雄二と結婚引退するが、2ヶ月後には実家に逃げ帰る。

1980年、檀と離婚した。事務所に復帰するが、最初の仕事が『週刊プレイボーイ』（集英社）のセミヌードグラビアであった。『後から前から』を発売しヒットするが、要注意歌謡曲指定制度の適用を受けた。『愛の白昼夢』でにっかつロマンポルノにデビューし、同年に『後から前から』にも主演し、大ヒットした。

1991年1月、一般男性と再婚。この頃からメディア出演しなくなる。

2009年、次女の不登校の際にカウンセラーに勧められ、歌手復帰を目指す。

2011年4月、太田プロダクション所属のタレントとして芸能活動を再開した。

2015年、フリーで活動。

2016年、ノイズ・バンド「非常階段」とのコラボ・アルバム『畑中階段』を発売。

2018年、前年亡くなった平尾昌晃のトリビュート・アルバム『ラブ・レター・フロム・ヨーコ』を発売。

2019年1月1日、ラフィーネプロモーション所属となる。還暦ヌード・デジタル写真集『後から前から』（小学館）が発売された。

2021年、離婚。

2023年、八丈島の「ふるさと観光大使」に就任。