「さすが盆栽マスター!」
概要
主に西川貴教を指す呼称として知られている。
単語の発祥元となった番組「芸能人格付けチェック」においては、稀に発生する一人勝ち(この番組ではただ1組問題を正解する事)の象徴的出来事として扱われる。
考案者は、彼の番組レジェンドのGACKT様である。
経緯
この出来事が起きたのは、2014年1月1日放送の回の事である。この時、西川はGACKT様のチームとして参加していた。
この時からGACKT様は、過去の相方たちと共に連勝記録を順調に伸ばしており、相方たちは毎回この記録を途絶えさせまいというプレッシャーを胸に問題に挑んでいた。当然、西川にとっても例外ではなかったが、そんな中で彼に回答権が回って来たのが、高難易度と名高い「盆栽」の問題であった。
この盆栽問題は、「職人が制作した高級盆栽」と「工芸品として出回る盆栽」を見分ける問題なのだが、GACKT様ですら「全く分からない」と断じるだけあり、見分けは困難を極めた。
そんな中、西川は「Bが生き物に見えない」という理由で「A」を選択したのだが、他のチームは全員「B」を選択した。次々と「B」の部屋へ行くのを見た西川は「終わった」と確信し、不正解とGACKT様の連勝ストップを「A」の部屋で覚悟していた。
しかし、実際の正解はなんと西川の選んだ「A」だった。絶望が一気に歓喜へと変わった西川は感極まり、「2014年最高!!!!」と部屋で叫んだ。運頼りではなく、しっかり考えた上で正解を導き出した姿がGACKT様にも刺さったのか、心からの拍手と共に西川を「盆栽マスター」と称賛した。
マグロマスター
西川は2021年3月30日放送のBASIC回にも参加しているが、ここでもほぼ同様の事が起こった。
前とは違いこの時は別の人と組んでおり、問題は「マグロ」である上に選択肢も「A」から「C」の三択となっていたが、西川は「繊維」という独特の視点からただ1人正解の「C」を選び、再び会場を沸かせた。
この回の後、一部のSNSでは過去の盆栽マスターにならって「マグロマスター」とも呼ばれるようになった。
余談
前述のとおり、盆栽問題で一人勝ちした際に西川は「2014年最高!!!!」と感極まっており、その様を見て「そんな大げさな・・・」と思った視聴者もいたかもしれない。
しかし、「味方がいない状態で正解発表を待つ」というのは、西川でなくともキツいのは確かである。しかも、選択肢ごとに物理的に隔離させられるというのだから、尚更と言える。
加えて、この時の西川はGACKT様の連勝記録も肩にのしかかっていた。もはやその重圧は我々では測り知れないだけに、正解が判明した時のカタルシスも凄まじいのである。