概要
トレーディングカードゲーム『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』のモンスターカード群である。
全てのカードがレベル9またはランク9の幻竜族であり、「真竜」に属するモンスターカードであり、『ヨハネの黙示録』の「黙示録の獣」を主なモチーフとしている。
また、亜種というべき「真竜凰」である「真竜凰マリアムネ」も存在する(このカードも「レベル9」、「幻竜族」、「真竜に属する」、「他の真竜皇と同様の効果」など「真竜皇」と共通する特徴を持つカードである。)
レベルやランクだけを見れば、事故率が高く見えなくもないカード群であるが、能動的に自分のフィールド上のカードなどを破壊できる効果や、破壊された際、特定の種族をサーチできる効果、前述の自分のカード破壊効果をサタンクロースのように、相手に肩代わりさせる真竜皇V.F.D.などで補ってしまうばかりか、マスタールール3導入当初に登場した汎用カテゴリーが色褪せて見えるほどの運用を可能としている。その他、このカード群を含む、真竜と名のつくカードをサポートするカードの質の良さや、他のカテゴリーの運用を妨げる要素やエクストラデッキからの特殊召喚制限になるような効果を持つカードが特に存在しなかったことも、パワーインフレに拍車をかけた模様。(ただ、高レベルでありながらアドバンス召喚の補助になるような魔法などの恩恵を少々受けづらいなどの欠点(?)も。)
その性能と高いレベルなどを活かしたエクシーズ召喚型デッキや、十二獣との併用型などが猛威を振るい、規制と新マスタールール変更による影響を受けた後も、しばらくの間、環境上位に食い込んだ。