概要
9期シャイニング・ビクトリーズより登場したPテーマ。
イグナイト・ダイナミスト・マジェスペクターに続く竜剣士世界のテーマだが、竜剣士ではなくその対となる竜魔王の手勢となっている。
所属するモンスターは地属性ドラゴン族のペンデュラムモンスターで統一。イラストは、様々な生物がドラゴンに変異しつつある少しばかり衝撃的なものであり、その体にはファージのような結晶体が突き刺さっている。
感染した生物を竜に変異させてしまうウイルス型のモンスターといったところか。
また、カード名は「七つの大罪」の原型である「八つの枢軸罪」に因んでいる。
効果面では、以下の共通したペンデュラム効果・永続効果を持つ。
【ペンデュラム効果】
このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
またはリリースせずにこのカードを破壊する。
(1):自分フィールドに「アモルファージ」モンスターが存在する限り、(固有のメタ効果)。
【モンスター効果】
(1):(P召喚・リバースした)このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに「アモルファージ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
モンスターゾーンに存在する限り作用し続けるEXデッキメタ効果と、ターンごとに生贄を要求する代わりに、サーチやチェーンといった特定の行動を禁止するメタ効果を併せ持っており、徹底的に相手の行動を縛るメタビート系のデザインとなっている。
上手く回った時の制圧力・拘束力は非常に高い。
Pテーマの例に漏れずマスタールール4の導入により展開力が低下してしまったが、そもそもアモルファージカードのペンデュムスケールは3と5であり、テーマ外のカードに頼らなければ出せないモンスターが多い。それよりも「同胞の絆」を使った方がよく展開できたり。
メタに秀でる反面、ボードやハンドのアドバンテージを稼ぐような効果は一切持ち合わせていない。それらはサポート魔法・罠やテーマ外のカードに頼ることになるだろう。その場合、自分で張ったメタに自分で引っかかってしまわないようにデッキ構築の段階から注意を払う必要がある。
カード一覧
効果モンスター
「アモルファージ」と名のついた魔法・罠カード
「アモルファージ」に関連するカード