概要
プリンセスコネクト!Re:Diveの登場人物であるユニの「あちら」の世界、つまり作中内の現実世界における姿。
共和学園の高校3年生。
人物
引きこもり気質で本好き・成績優秀なところは「ユニ」と共通するが、「真行寺由仁」としては、学者然としたユニとは打って変わって話し方も普通。オタク気質で内気な少女であり、陰キャの自分が話しかけたら迷惑だろうなどと卑屈ぎみで、他人との距離感について必要以上に気を使っている。
クラスメイトである星野静流(シズル)のことは「星野さん」と呼び、距離を縮められず他人行儀に接している。だが、彼女の懐の深さから気さくに接してもらうことができ、由仁が高校に入って初めての友達となった。ただ会話としては、静流は弟くん=主人公のことばかり話しているし、由仁はアストルムなど自分の趣味話になると饒舌になるオタク的な話し方なので、あまり噛み合っているとは言えない。「こちら」の世界のユニはシズルと対等に接し意見のぶつけ合いもするが、由仁は静流に対し対等というより憧れの気持ちを抱き好意を持っている(静流の主人公への接し方には若干ヒいているが)。
現実世界にて、主人公とは「青春してる」と言って差し支えない程の良好な関係を築いている、というよりは、現実世界においても個性豊かなシナリオ展開をする各ヒロインの中では、一番普通に出会って、ごく一般的なラブコメをしていると思われる。
ただし、由仁は予め主人公を待ち伏せして、偶然を装って彼と出会うという行為を何回も行っており、それをあくまで偶然と言い訳している点が彼女の残念なところと言える。
キャラクターストーリー第8話では、コミュ障な彼女が自分なりに頑張って主人公を映画に誘ったが、当の主人公が相変わらずラブコメの鈍感主人公ムーブ全開だったため、普段は主人公と他ヒロインとの言動には呆れつつも遠回しに諭すアメスも、主人公の朴念仁ぶりに呆れを通り越してキレていた。(※1)
「ルナの塔」のストーリーではリベンジのチャンスも訪れたが、彼女の性格上なかなか素直に誘えないうえに、よりによってヤベー姉の目の前だったため、またしても主人公と一緒に遊びには行けないのだった。
また当ストーリー内で、静流と主人公に血の繋がりがないことを由仁に対して説明された描写はないため、彼女はそれに気付いていないと思われる。
聖学祭バージョンのストーリーでは三度訪れたリベンジのチャンスで、勇気を振り絞って体育祭の応援に来てほしいと誘い、主人公も行くと回答した。
・・・のだがお姉ちゃんに元から呼ばれていたことを由仁に伝えてしまう主人公。お前そういうところだぞ。
この時のアメス様も、主人公の鈍感ラブコメ主人公ムーブにブチギレ(※2)ており、散々罵倒(?)した上に主人公の扱いも普段よりかなりおざなりだった。
なお、クロエに叩き起こされた急に目を覚ましたユニはまだあちらの世界から戻ってきていなかったのかチエルに「風間さ、聞いて~?あいつ姉の片手間で・・・」とユニではなく由仁のトーンで愚痴をこぼしていた。
上記のようにユニはチエルのことを風間と呼んでおり、由仁の性格を考えると現実世界でもなかよし部は交流があるようである。
脚注
(※1)主人公からすれば、日曜の予定を聞かれただけなので、主人公に一概に落ち度があるとは、言えない…のだが、察せようと察せる上に、この時の選択肢が、「爆睡」と「ニチアサ」の2択しかなかったため、アメス(とプレイヤー)は、「いや、誘えやあああ!!」とキレた。
(※2)なお、この時のアメス様は主人公の鈍感ラブコメ主人公ムーブだけでなく、ユニのデータがまるで隠すかのように何故かアーカイブの奥深くのほうに格納されており、サルベージに時間がかかっていたことに対する苛立ちもあった。
これはキャラスト追加が遅れたことに対する自虐ネタかあるいは・・・?