概要
逆転裁判4の第2話に登場する、ゲストキャラクター。
屋台ラーメン「やたぶき屋」15代目主人。46歳。事件の際に屋台が盗まれる被害に遭う。主にしょっぱい味噌ラーメンを出しており、「スープを味わっている最中に紛れ込んでくる」という理由でネギが嫌い。丼を模した帽子の下からは、中華麺の色をした縮れ毛が垂れているというおかしな髪型をしており、見るからに変人と思われがち。首にハーモニカを下げている(麦面曰く「チャルメラ」であり、それでメロディーを奏でている)。かつて父が屋台を引いていたころは、成歩堂龍一と綾里真宵が行きつけとしてよく来店していた。レンゲという名前の雌犬を飼っているが、みぬきは当初オスだと思って「みそすけ」と呼んでいた。
『キタキツネ組』の屋敷とはまた違った意味で純和風の自宅は木の板の壁と塗炭の屋根の平屋建てという質素な佇まいで、現在では『宇狩外科医院』に囲まれるように建っており、絢爛豪華な院舎が建つ一方で日照権を奪われ、「光を返せ」と日夜抗議している。
生活用水は家の前に置かれたドラム缶に貯めた雨水を使っており、「自然の恵みの水を使っています」という名目でそれで麺を茹でスープを作っているとのこと。確かに「自然の恵みの水」ではあるが、酸性雨等の可能性も考えるとラーメンの味以前に不衛生と言う他ない。
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この先ネタバレ注意!!
「ここから先は外科医として説明させてもらう」
昔メス、今はミソ
彼の前職は外科医であり、頭に付けてる丼の帽子や中華麺色の縮毛も、実際はかつらであり、表向きは単なる変人に見えるが、本当の素顔は黒髪の角刈りで非常に凛々しい顔つきである。
「宇狩外科医院」院長の宇狩輝夫とは幼稚園の頃からの親友でもあった。本人曰くクラスは「ゆり組」とのことだが、園児時代「ゆり組のバッハ」と呼ばれていた宝月茜とは同じ幼稚園かは不明。
実際に今回の被告人の北木滝太が宇狩の病院に緊急搬送された際に宇狩が滝太のカルテをすり替えたり、実際の病状を隠蔽していたのを瞬時に見抜いたり、滝太の今後の症状の危険性を推測するなど、外科医としての洞察力や推察力も金揃えている。
元々麦面は医師として活動しており、外科医としての腕や技術は申し分無く、周りからの評判は良かったという。
しかし、それから間もなく近隣で宇狩が「宇狩外科医院」を開業した事で、治療患者の大半を取られてしまい、已む無く外科医を廃業。その後は父親の代を引き継いで現在のラーメンを営んでいる。一連の出来事に関して本人は「メスの代わりにミソを掴まされた」と語った。
余談
名前の由来は「麺」の偏(麦)と旁(面)を分解したもの。