曖昧さ回避
教育機関の「神学校」
ラテン語の「Seminario」を訳したもの。
神学または宗教学について学び、宗教指導者を養成・訓練するための教育機関。
キリスト教では神学校に類した教育機関として聖書学校や宣教師訓練学校などがある。
単科の学校の他、総合大学に学部として設置されている場合もある。ヨーロッパの歴史ある大学にはキリスト教神学校から発展したものが少なくない(パリ大学など)。
カトリック
司祭・修道士を養成するための学校で、独身の男子カトリック信徒のみが入学できる。原則的に共同生活をしながら神学を学び、聖職者に相応しい人格形成を行う。
修道司祭の場合は、それぞれの修道会により制度が異なる。
プロテスタント
牧師・伝道師・宣教師・教会学校教師などの伝道者を育成する教育機関だが、卒業後の進路は伝道者に限らず、女性も入学できる。
原則的に共同生活をしながら神学を学び、牧会者に相応しい人格形成を行う。
正教会
教役者・神品の養成を主目的とする学校と、神学教育・神学研究に主眼を置く学校がある。
原則的に共同生活をしながら神学を学び、教衆に相応しい人格形成を行う。
妻帯者も神学校に入学可能だが、現在、女性輔祭制度が存在しないため神学生は男子のみである。
イスラム教
マドラサは「学校」の意だったが、世俗教育の普及により11世紀頃に宗教教育の専門機関として確立された。
あらゆる年齢の男性が入学でき、寮生活を送る。
一般に寄進財産で運営され、コーランの暗記をするヒフズ・コースと、専門的な神学者を目指し12年間勉強するウラマー・コースがある。
ユダヤ教
タルムードの学習のためのイェシーバーが「神学校」と呼ばれることがあるが、厳密には神学の学びの場ではない(タルムードの権威を認めないユダヤ教の宗派も少なからず存在する)。
BLゲーム『神学校 -Noli me tangere-』
2011年3月30日に発売。テーマは「背徳」
グロテスクモードが搭載されており、モードをOFFにすると生理的に嫌悪感を催す画像や文章が非表示となる。
2012年2月10日にファンディスク『神学校 -The Gift-』が発売。
あらすじ
舞台は世界大戦の傷跡がようやく癒え始めた頃のイギリス。
厳格な規律と伝統を誇る聖ヨハネ神学校に通う主人公のマイケル・レヴィは、父のような牧師になることを目指し四年生の監督生として日々を送っていた。
だが聖誕祭の夜に起こった悲劇が彼の日常を一変させる。
クリスマス休暇で帰省したマイケルを待っていたのは、炎に飲み込まれゆく父と母と妹の屍だった。あまりの惨状に絶望する彼の目に、焼け落ちる寸前の壁に描かれた謎の模様が映る。やがてそれが学内に存在する秘密結社のマークであると知ったマイケルは、事件の真相を知るために学び舎へと戻ってくる。
神への祈りと信仰を捨てたマイケルがたどり着く真実は…
登場人物
レオニード・オーウェン:CV - 氷河流
オーガスト・マクラウド:CV - 青島刃
ネヴィル・C・コール:CV - 縞馬男爵
アベル・ステイプルトン:CV - 夕凪孝
ベンジャミン・アディントン:CV - 三軒長介
ジョシュア・クリフォード:CV - 蒼葉優
ロバート・キャラハン:CV - 河村眞人
正式タイトル
正式なタイトルは上述の通り『神学校 -Noli me tangere-』であるが、現時点でのタグの登録状況によりここでは『神学校』と表記している。
関連動画
外部リンク