CV:上坂すみれ
概要
ジャヒー様はくじけない!で、魔界を滅ぼした魔法少女。
金髪のゆるふわ少女の姿は変身した姿であり、普段は黒い長髪を結んでいる。右目の下にほくろがあり、これは変身前も後もある。また、かなり背が高い。
天涯孤独で一人暮らしの女子高生。魔石を集めていた影響で自宅はおどろおどろしく変化し、しかもその集めた魔石の作用で近寄ると他人に不幸を呼ぶ不幸屋敷と化していたが、後に魔王が復活。居候することになった彼女を養っているが、威厳もなく食っちゃ寝しかしない彼女の存在に疑問を感じている。
魔石の影響もあってか、とてつもない不幸体質であり、彼女の周囲には物が飛んできたり落ちてきたりで生傷が絶えず、学校では周囲から浮いてしまっている(ただし、不良や危険人物と見られているわけではなく、彼女の周囲に起こる危険に巻き込まれないように遠巻きに見ることしか出来なかっただけであり、もしもの時は心配してそばに駆け寄ってもらえるなど、本格的に嫌われているわけではない)。
魔法少女の力の影響か、かなり身体が頑丈であり、車に轢かれても何事もなく立ち上がってくる。
なお、あくまで魔法少女にはたまたま選ばれただけであり、魔族や魔界に個人的な恨みや因縁があるわけではない。
性格
自身の不幸体質によって他人の不幸を肩代わりしているのだと言ってのけ、度重なる不幸な出来事にもへこたれないなど、非常にポジティブでタフであるかのように見えるが、実際はその方法以外でしか他者との関わりを感じられず、心の奥では孤独を抱えている。
ただし、その孤独な環境野中で生きてきたことで同時にたくましさも養われたために、精神のバランスがポジティブに傾いている時は底無しに前向きになる。
周囲から浮いて生きてきたため、空気が読めず他人との距離感に疎いため、自分に寄り添ってくれた初めての存在であるジャヒーに対して友情を感じているものの、その表現方法がよりにもよって「ストーカーの如く付き纏う」という形で発露してしまい、かえって彼女から鬱陶しがられてしまっている。
活躍
謎の存在から魔法少女の力を授かり、物語開始前に魔界に侵攻し、魔石を砕いて魔界を滅ぼした。なお、この際にジャヒーと初めて対峙したが、空気を読めないため彼女の言葉を無視して魔石を攻撃してしまった。
以降は、魔石を集めることを主目的に活動するが、魔石には魔族以外のものが手に取ると不幸を集める力があるために、彼女自身が常に様々な災難に巻き込まれたり、彼女の周囲でも災難が起こったりするために、段々と孤立を深めていく。
後に、ジャヒーが大粒の魔石を入手したためにアパートに現れるが、大家が警察に通報したことでジャヒーは事なきを得る。なお、この時はジャヒーが普段は幼女化して縮んでいることを知らなかったため、魔界で対峙した相手だとは気付かなかった。
その後、魔石を持っている時にジャヒーに再び遭遇し、その際に変身前の姿を知られるものの、ジャヒーの魔石を奪うことには成功する。
しかし、海で大量の魔石を手に入れたジャヒーから決闘を挑まれ、周囲から孤立していきながら戦っていることを告げたことで、本来は魔界を崩壊させた仇敵であるはずの魔法少女を見捨てられない想いを抱いたジャヒーの言葉を受けて、遂に戦意を喪失。ジャヒーに友情を感じたのと同時にジャヒーに魔石を譲るとまで宣言したはいいが、その後は友達としてジャヒーに近寄りたいがあまりに、他者との距離感が読めない性分が災いして、端から見ればストーカー紛いとしか言いようのない行動を取ってしまい、別の意味でジャヒーを戦慄させている。
関連タグ
カルミラ:アニメが放送開始した時に放送開始したウルトラシリーズに登場する中の人が同じヴィランで、主人公に執着しているのも共通。
アレッタ:中の人が共通、かつ最初期の廃墟暮らし繋がり。15話できょうこが居酒屋のバイトを始めた際には「飯テロの時間早くね?」や「既視感あるなと思ったら異世界食堂か」などの声がSNSで上がる事態に。ただし、こちらは自身が魔族の出身である。