「こういう時、謝るのはよくない」
概要
PSYCHO-PASSのアニメ本編及びノベライズと本編の三年前に起きた標本事件を舞台とした小説「PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物」にて登場。
公安局刑事課二係所属の執行官で佐々山光留や征陸智己とは麻雀仲間。
ドラマCD版の声優は木村良平。
アニメ本編
15話「硫黄降る街」の刑事課全員が集められたシーンにて二係のメンバーの中にいるがセリフは特になし。
神月の名前は出てこないが集団暴動の混乱に乗じて二係の執行官が一名逃亡したと後に会話に出てくるが、最期については触れられていない。
ノベライズ版
大まかな登場シーンは変更ないが、神月の逃亡について大幅な追加あり。
監視官と執行官の恋愛について触れられている。
縢秀星ほどではないが若くして潜在犯認定を受けたことが示唆されており、執行官となって十年だと記述されている。
逃亡した神月を処分したのは彼と恋愛関係にあった二係監視官青柳璃彩であった。
また逃亡した理由については、単純に「(執行官の生活が)長すぎた」事と、監視官と執行官の恋愛に空しさを感じていたからと思われる(監視官と執行官の結婚は可能だが、様々な制約があるため幸せになれるとは考えにくい)。
名前のない怪物
二係の執行官として登場。
一係の執行官である佐々山光留、内藤僚一、征陸智己らとは麻雀仲間で、みんなで狡噛慎也に麻雀を教える。
藤間幸三郎の確保について青柳監視官と共にドミネーターが正常に作動しなかった事を知る人物。
アニメ新編集版において
アニメ第一期時は「混乱に乗じて逃亡した二係の執行官」のみとしか語られずその容姿等は明かされなかったが、再編集によりその容姿が明かされた。ノベライズ版などを手にしていなかった視聴者は初見だったため唐突な涙腺崩壊に混乱したものと予想される。
(しかし実はアニメ第8話にて一瞬登場していたりもする)
触れられていなかった逃亡後について、青柳璃彩による排除執行が明確に描写された。
執行直前の2人の対話はアニメ初登場であるにもかかわらず多くの視聴者の色相に影響したものと思われる。