概要
福知山城とは京都府福知山市に存在するお城で、北近畿エリアでは唯一の、天守閣が残るお城で、福知山市の中心部に存在するとあってか、市のシンボルとして名所になっている。
ちなみに、このお城の石垣には、神社や寺、お墓などに使われてた石を「転用石」として使ってる非常に珍しいお城だったりする。
室町時代初期に築かれた当初は、掻上城という名前の城で豪族たちの居館だった。(その後横山城へと名前を変える)
織田信長の名を受け丹波平定を目指していた明智光秀によって落城した後は、丹波は光秀の領地となり、城のあった地名も福知山に改められた。(当時は城も地名も福智山と名乗っていた。)
江戸時代には有馬豊氏に与えられ、福知山藩6万石となる。
明治維新の廃城令により城は破却され、廃城となるが、1986年に絵図を基にして天守閣などが外観復元された。その証拠に、廃城前の写真と思われる、古い写真が2020年に発見されて、試しに見比べても、ほぼ一緒だったりする。