私ときどきレッサーパンダ
わたしときどきれっさーぱんだ
ピクサー・アニメーション・スタジオ製作のアニメ映画。原題は「Turning Red」。アメリカ合衆国と日本で2022年3月11日に公開。
劇場で公開予定だったが、コロナの関係でディズニープラス公開になった。
いつもマジメで頑張り屋の女の子メイ。
ある日、ふとした“出来事”をきっかけに彼女は本当の自分を見失い、感情をコントロール出来なくなってしまう。
悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝に目を覚ますと・・・なんと、レッサーパンダになってしまった!
この突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの〈秘密〉とは・・・?
- メイリン・"メイ"・リー(Meilin "Mei" Lee)
本作の主人公。中国系カナダ人の13歳の少女。両親を敬愛しミンのいうこともしっかり守っているが、本当はもっと自由に友人達と遊んだり、恋がしたいと思っている。5人組人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」の大ファンで、特にロベールが好き。キーチェーンゲームであるたまごっちを常に持ち歩いている。
- ミン・リー(Ming Lee)
メイの母親。伝統を重んじ、メイを大事に思う反面、メイへの過保護ぶりは常軌を逸しており、その思いが暴走し問題行動を重ねた結果、メイがレッサーパンダに変身する原因になってしまった。
- ジン(Jin Lee)
メイの父親。料理が得意。ミンと違って寛大であり、メイの好きなことにも理解を示すものの、度々ミンに押しきられがち。メイに、ライブに行きたいと説得された時には4★TOWNに興味をもち、メイが持参した資料を熟読した。
- メイのおばあちゃん(Grandma Wu)
メイの祖母。額に傷がある。娘のミンと同じく厳格な性格だが、ミンにすら畏怖されている。メイが変身したレッサーパンダの姿を封印するため、儀式を行った。
- ミリアム(Miriam)
メイの親友。ユダヤ系カナダ人。リーダー的存在で、常にメイに優しく寄り添う。4★TOWNのアーロン・Tのファン。ミンからは非常に嫌われている。
- プリヤ(Priya)
メイの親友。インド系カナダ人。冷静沈着だがどこかユーモアがある。4★TOWNのジェシーのファン。
- アビー(Abby)
メイの親友。韓国系カナダ人。感情的で攻撃的な性格だがどこか憎めない。4★TOWNのテヨンのファン。
- タイラー(Tyler)
メイのクラスメート。お調子者で意地悪な性格。実は4★TOWNのアーロン・Zのファン。
- 4★TOWN
作中の5人組ボーイズ・グループ。ファンの総称は「4タウニー」。5人いるのに4であることをミンに突っ込まれている。
4★TOWNのスピンオフ
作中で4★TOWNの詳細は明かされなかったが、VIZmediaのディズニー作品を日本の漫画形式でコミカライズするシリーズで、彼らが中心の漫画が2023年に出ることが決定した。
ただし、これまでは既存の映画をコミカライズしていて(おそらく)オリジナルストーリーは初であること、これまでの当シリーズは邦訳されていない事から他の言語で発売されるかは不明。
この映画を監督したドミー・シーはディズニーをはじめとした西洋のアニメーションと同様に、「セーラームーン」や「らんま1/2」などの1990年代~2000年代初期の日本のアニメや漫画を好み、影響を受けた事を語っており、これまでのピクサーには無かったような2Dアニメ的な表情の変え方や、画面の色合いや動物に変身するシーンなどにそういった要素が色濃く反映されている。
ピクサーの映画が、親会社であるディズニーにより、同性愛に関するシーンがカットされていることについて告発された。
「私ときどきレッサーパンダ」にも本来同性愛に関する描写があったものの、配信版でカットされている。詳細
ちなみにこの検閲は以前からあったようで、ソウルフル・ワールドでは町のシーンで貼ってあったLGBTQ関連のポスターをカットさせられていたことが明言されている。
この告発がきっかけで、次回作のバズ・ライトイヤーでは同性愛描写がカットされずに公開された。
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すべて見る優しき天使……………。
2024年3月18日……………18時16分! 今日ワタシ「私ときどきレッサーパンダ」の見ましてねあれは凄い感動ものだったよ!!! 同時上映の「猫とピットブル」の話もなかなかいい映画でした! ということで、初の「私ときどきレッサーパンダ」の後日談物語小説……………。 どうぞ!!313文字pixiv小説作品映画「私ときどきレッサーパンダ」感想
一言で、レッサーパンダを通して、母娘関係、血統主義への反駁や脱却をエグく描いています。日本アニメのオマージュが多く、アニメ愛は伝わってきますが、オタクやミウチ感の強さはキツかったです。7,715文字pixiv小説作品