―愛する人が死にました―。だから私は旅に出ます。
―僕の友達、78歳。
―じいさんだって飛べるんです。
概要
『カールじいさんの空飛ぶ家』(原題:『UP』)とは、2009年に公開されたピクサーの長編アニメーション映画である。監督はピート・ドクター。
第67回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞・作曲賞受賞。また第82回アカデミー賞にて、アニメーション映画としては1991年の『美女と野獣』以来史上2度目となる、作品賞候補入りを果たした。
あらすじ
亡き妻エリーとの思い出が詰まった家にひとり静かに暮らしている78歳のカールじいさん。
しかし、周囲の再開発でその生活が失われそうになったある日、エリーの夢だった南米奥地の秘境を目指すため、人生最後の大冒険に出ることを決意。
家に大量の風船をつけて大空へと飛び立つ。
登場人物
カール・フレドリクセン
日本語吹き替え:飯塚昭三
主人公。無口で頑固な78歳の老人。
ラッセル
日本語吹き替え:立川大樹
好奇心旺盛なボーイスカウトの少年。
ダグ
日本語吹き替え:松本保典
首輪に犬語翻訳機をつけた犬軍団の一匹。
ケヴィン
パラダイスの滝に生息する伝説の怪鳥。
チャールズ・F・マンツ
日本語吹き替え:大木民夫
かつて名をはせた冒険家。94歳。
動画
Up "Married Life" | Pixar Side by Side
2019年のバレンタインデーに公開された動画、映画冒頭のカールとエリーの夫婦生活を映画の映像と絵コンテを並べたもの。夫婦の人生をダイジェストにしたものであり最初からクライマックスといえる名シーンである。
関連イラスト
関連タグ
カールおじさん…よく名前を間違えられる方。